月刊トラックランドONLINEとは

腰痛予防におすすめの簡単トレーニングを4つ紹介

ニュース&トピックス

腰痛予防におすすめの簡単トレーニングを4つ紹介

長時間の運転やデスクワーク、運動不足などが原因で、慢性的な腰の痛みに悩む方は少なくありません。そんな腰痛を防ぐためには、日常的なストレッチや筋力トレーニングが効果的です。

今回は、自宅でも手軽にできる「腰痛予防に効果的なトレーニング」を4つご紹介します。特別な道具は必要なく、毎日の習慣として取り入れやすいものばかりですので、腰に不安を感じる方はもちろん、意識的に予防したい方はぜひ参考にしてください。

腰痛の主な原因

腰痛の原因は様々ですが、大きく分けて「生活習慣によるもの」と「病気や外傷によるもの」に分けられます。多くの場合、長時間の座りっぱなしや悪い姿勢、運動不足、筋力の低下が原因となっています。特に腹筋や背筋といった体幹の筋力が弱まると、正しい姿勢を保つことが難しくなり、腰への負担が増加します。

また、重い荷物の持ち運びや中腰での作業など、腰に負担がかかる動作を日常的に繰り返すことも、腰痛を引き起こす要因です。さらに、ストレスや睡眠不足などが慢性的な筋緊張を引き起こし、腰の痛みとして現れるケースもあります。その他、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患が原因で起こる場合もあり、慢性的な痛みやしびれを感じる際には、医療機関の受診が必要です。

筋トレが予防に効果的な理由

筋トレが予防に効果的な理由

腰痛予防において、筋トレは効果的な方法です。その理由は、筋力を強化することで腰への負担を軽減できるからです。特に体幹(腹筋・背筋・骨盤周りの筋肉)を鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなり、腰椎への過度な圧力を防ぐことができます。

また、筋トレによって血流が改善されると、筋肉の柔軟性や回復力が高まり、慢性的な緊張やこりも解消されやすくなります。筋肉がしっかり働くようになることで、日常動作もスムーズになり、腰にかかる負担が自然と分散されるのです。筋力がつくことで、転倒や不安定な動きによる腰のけがのリスクも軽減されます。無理のない範囲で継続的に行うことで、腰痛の予防・改善の両面に効果が期待できます。

腰痛予防におすすめの簡単トレーニング

腰痛予防におすすめの簡単トレーニング

それではここから、腰痛予防におすすめのトレーニングを実際に紹介していきます。

ドローイン

お腹をへこませて深い呼吸を意識するトレーニングです。主に腹横筋などのインナーマッスルを鍛えることができ、腰椎の安定性が高まります。寝た姿勢や座った姿勢でも行えるため、体力に自信のない方でも無理なく取り入れられるのが魅力です。毎日のスキマ時間に継続することで、腰痛予防につながります。

やり方
①仰向けになり、膝を立ててリラックス
②鼻からゆっくり息を吸ってお腹をふくらませる
③次に、口からゆっくり息を吐きながらお腹をへこませる
④お腹をへこませた状態を10秒キープ
⑤それを10回ほど繰り返す

※腰を反らさないように意識し、呼吸を止めずに行いましょう。慣れてきたら座位・立位でもOKです。

ヒップリフト

仰向けに寝て、膝を立ててお尻をゆっくり持ち上げるトレーニングです。お尻や腰、太もも裏の筋肉(大臀筋・ハムストリングス)をバランスよく鍛えることができます。骨盤の安定性が向上し、腰への負担を軽減できるため、腰痛予防に効果的です。姿勢改善にもつながるトレーニングです。

やり方
①仰向けになり、膝を立てて足は肩幅に開く
②手は体の横に置いてリラックス
③息を吐きながらお尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線になるようにする
④上げた状態で3秒キープ
⑤ゆっくりとお尻を床に戻す
⑥それを10回ほど繰り返す

※腰を反らせすぎず、かかとで床を押すイメージで行いましょう。

プランク

うつ伏せの状態から前腕とつま先で体を支える体幹トレーニングです。腹筋や背筋、肩周りなど全身の筋肉をバランスよく鍛えられ、腰を支える力が強化されます。正しいフォームを意識して行うことが大切で、時間は、徐々に伸ばしていきましょう。

やり方
①うつ伏せになり、両肘とつま先を床につける
②腕は肩の真下に置き、体は一直線になるようにする
③お腹に力を入れて30秒キープ(慣れたら1分を目指す)
④2〜3セットを目安に繰り返す

※腰が下がったり、上がったりしないように注意し、背中とお腹を意識して、姿勢を保ちましょう。

バードドッグ

四つん這いの姿勢から、対角線上の手足(右手と左足、左手と右足)をまっすぐに伸ばす動作を繰り返すトレーニングです。体幹の安定性やバランス能力を高める効果があり、腰にやさしい運動として人気があります。ゆっくりとした動作で呼吸を意識しながら行うことがポイントです。

やり方
①四つん這いの姿勢になる(肩の下に手、腰の下に膝)
②右手と左足を同時にまっすぐ伸ばす
③体がブレないように意識し、5秒キープ
④ゆっくり戻し、反対側も同様に行う(左右10回ずつ程度)

※腰が反らないようにしっかり腹筋に力を入れましょう。ゆっくり丁寧な動作が効果アップのコツです。

腰痛を予防しましょう!

腰痛は日常生活の姿勢や運動不足が原因で引き起こされることが多く、予防には日々のケアが大切です。今回紹介した4つのトレーニング(ドローイン、ヒップリフト、プランク、バードドッグ)は、体幹を鍛えながら腰への負担を軽減できる簡単な運動ばかりです。

特別な道具も不要で自宅で手軽に始められるため、継続しやすいでしょう。無理のない範囲で毎日取り入れ、腰痛知らずの健康的な体づくりを目指しましょう。

スカニア「SUPER」スペシャルインタビュースカニア「SUPER」スペシャルインタビュー前のページ

トヨタの中古トラックをお探しなら!車種別の特徴や選ぶ際のポイントを解説次のページトヨタの中古トラックをお探しなら!車種別の特徴や選ぶ際のポイントを解説

カテゴリー

月刊トラックランド本誌の定期購読ご希望の方はこちら
月刊トラックランド本誌バックナンバー
PAGE TOP