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スカニア「SUPER」スペシャルインタビュー

納車式の会場から新モデルスカニア「SUPER」に携わる方々にインタビュー!
「SUPER」に対する期待や想いなどを車両メーカー、架装メーカー、運送会社、そしてドライバー目線から5名の方々の声をお届けします。

スカニアジャパン株式会社 代表取締役社長アラン スーダン氏

スカニア「SUPER」カーゴ車として日本初導入となりました。納車式にあたり、現在のお気持ちをお聞かせください

非常に誇らしい気持ちで、納車式に参加させていただきました。昨年もこの車両センターへ訪問し、タカネットサービスとスカニアジャパンとのパートナーシップについてお話させていただきました。その結果が、今回の2台の納車となります。今日までたくさんの話し合いを重ねましたが、ほとんどが付加価値についての内容でした。スカニアとタカネットが手を取り合い、お客様のビジネスについてどのような付加価値を与えられるか。この三方にとってポジティブな付加価値について話をしてきた結果が今回の納車です。私にとって今日は、新しい章の始まりです。両社のパートナーシップは年を重ねるごとに発展していくと考えています。

スカニア「SUPER」のアピールポイントを教えてください。

2024年は運送業界にとって非常に強いプレッシャーのある年でした。輸送料の低下に加え、現在燃料費が高騰している状況です。ファイナンシャルな問題を除いたとしても、ドライバー確保の問題が業界にとっての新たな挑戦になっています。そのファイナンシャルな問題と、ドライバー不足という二つの問題を「SUPER」が解決できるのではと考えています。「SUPER」はドライバーにとって安全性、快適性、操作性の三つをドライバーに提供します。
燃料費の話に戻りますが、運送会社にとって燃料費は事業費用の約30%を占めています。この問題に対し「SUPER」の改良により、8%の燃料削減を可能としました。これはヨーロッパ市場のフィードバックで得られた結果です。
これらの話をまとめると、私たちは「SUPER」で大きく二つのソリューションを提供することができます。一つはスカニアというブランドのリクルート効果により、運送会社をサポートすること。もう一つは燃料費によるファイナンシャルな問題に対し、「SUPER」は費用削減に寄与する事ができます。

今後のスカニアジャパンに関する日本国内での展望や戦略をお聞かせください。

スカニアの車両においてはこの3~4年で販売台数も増え、良い水準が続いています。これもディーラー及びサービスネットワークのおかげです。さらに販売規模を広げるため、サービスネットワークの拡大を図っており、昨年は新たに7つの拠点が加わりました。2025年も躍進は続き、より多くの拠点の追加を予定しています。また、私たちが成長するためにはお客様の近くに行くことも必要だと考えています。すでに一部のお客様はモビリティのソリューションをスカニアジャパンに求めています。これには車両の柔軟な所有の仕方が解決策の一つだと考えています。タカネットサービスとスカニアジャパンはお客様の業務を最大限尊重したうえでサポートするという点において共通のビジョンを持っています。

また私たちは、プレミアムな製品を提供するための投資活動を進めています。製品に対してのプレミアムだけではなく、サービスに関してもプレミアムを届けたいという思いが強いです。私たちは海外に工場があるのでどうしても納車までに時間がかかります。なので、納期を短縮するため国内の在庫車両を約50~100台まで台数を増やしています。それによりすぐに車両が必要なお客様に卸すことが可能です。製品ラインナップの面では、これまでトラクタヘッドに特化してきましたが、これからはリジッドトラックの市場も開拓し日本向けのラインナップを増やしていきたいと考えています。

株式会社トランテックス 代表取締役社長 森 茂氏

今回スカニア「SUPER」カーゴ車のウィングボディーを国内で初生産となりました。現在と今後の展望をお聞かせください。

やはり企業として販売数を増やしていきたいという思いがあるので、今回のスカニアのような海外メーカーさんからのお話があることは良いことだと感じています。同じように思っている会社さんも多いと思いますよ。
また、ボデー設計はとても良いチャンスでありがたいことでした。今後は欲張って他のメーカーさんになど色々なところに手を出すのでなく、まずはスカニアをしっかりと仕上げようという気持ちが強いですね。

国内メーカーと異なる点や、特徴的だなと感じた部分はありましたか?

シャーシフレームとの締結方法が異なったり、フレームの組幅が狭い点ですね。なので私たちのほうでも出来る限りの強度アップを施しています。こうやってお互い製品の特徴を理解しながら、たくさん売れるものを作りたいなと考えています。

今回の納車式の感想をお聞かせください。

今回の会場であるこの車両センターのオープンの式典も、お声がけいただき参加させていただきました。お客様のところでの納車ですと簡易的なものが多い中でこういった立食式のパーティーはなかなかお目にかかれないので御社の企画力の素晴らしさを感じました。
スカニアの車が日本で受け入れられ、販売台数が増えることは私たちにとっても嬉しいことです。ぜひご支援出来ることはさせていただきたいと考えています。

株式会社タカロジ 常務取締役 谷本 育生氏

スカニア「SUPER」カーゴ車の初納車を受けての感想をお聞かせください。

栄誉あるカーゴ車日本上陸1号車と2号車を納車いただき、大変うれしく思っています。今回は全台で15台導入される予定で、残りの13台の納車を心待ちにしている状態です。また今回は「SUPER」の乗務を希望する乗務員を社内で公募し、厳正な審査の結果15名の乗務員を決定しています。いずれも過去に違反や交通事故、そして貨物事故が無い優秀な乗務員を選出させて頂いてますし、日頃の愛車精神も重要視しました。
このタカロジのロゴラッピングを施したトラックが、当社乗務員により全国を走行し、企業イメージを向上させてくれる事を期待しています。

この「SUPER」はどのような仕事に使用予定ですか?

走行距離が概ね450㎞以上の長距離輸送に全台を投入する予定です。区間で言うと、西は四国から東は東北まで全国の高速道路で幹線輸送に使用いたします。現在、当社の国産車両の長距離での平均燃費が1リットル当たり4㎞前後となっています。
既に投入している前型のスカニア(単車)では1リットル当たり4.2㎞前後です。今回の「SUPER」は従来型より8%程度の燃費向上がアナウンスされてるので、15台のスカニアでどの程度、当社の平均燃費を向上できるのか今から楽しみです。

今後スカニア「SUPER」の導入を検討している企業の方に向け、メッセージをお願いします。

今回、新モデル「SUPER」を15台導入させていただきます。従来より単車とトラクタを合わせて11台保有していたので、この15台を合わせると26台の保有となります。今回の導入で当社でのスカニア車両保有比率は17%となります。
新型パワートレインの安定性、燃費の向上度合いをしっかりと分析し、今後の導入計画を決めたいと思っています。以前より保有していた11台も故障が非常に少なく助かっていました。今回の新型パワートレインもその信頼性はしっかりと踏襲してくれているものと信じていますし、初期トラブルもしっかりと検証したいと思っています。
今後は、関西と関東だけでなく高知と新潟の営業所にも配備します。サービス網が充実して来た事も今回の配備理由ですが、以前より「スカニアに乗りたい」と応募してくる乗務員が大変増加しています。今までの東海道だけで無く、中四国や北陸方面でのリクルート効果も期待しての配備です。スカニアは乗務員獲得に向けて大きなPRポイントになる車両と感じています。当社同様にランニングコストやリクルートの観点から、導入を検討してみるのも一考かもしれません。

株式会社タカロジ 乗務員 和田 武司氏

ドライバー歴はどれくらいですか?

5年になります。ずっと大型車に乗ってます。

車両の魅力を教えてください

冷蔵庫やサンルーフなど、普通のトラックにはないような装備が多くついている点が魅力ですね。

普段の乗車時間や運行距離をお聞かせください

2024年問題の影響もあり、関東近郊から大阪などの関西圏までの約500㎞が多いです。

実際車両を見た感想やこれから楽しみな点は?

やっぱり国産車より広いですね。一日の大半を車内で過ごしているのでリラックスできる点は魅力ですし期待したいポイントです。

一回乗ってしまうと他の車では満足できなくなるのでは?

そんな気がします(笑)

株式会社タカロジ 乗務員 和田 武司氏

スカニアにはずっと乗ってたのですか?

2024年3月に入社して5月からスカニアに乗ってます。ドライバー歴は9年目です。
それまでは国産メーカーに乗ってました。

スカニア「SUPER」の感想をお聞かせください。

なめらかな走りで乗り心地がいいので、疲労感が違いますね。

今回スカニア「SUPER」のドライバーに選出されたきっかけはなんでしょうか?

希望者を募っていたので手を挙げさせていただきました。新モデルである「SUPER」に興味がありましたしね。

新モデルに期待したいところはなんですか

燃費が向上したので、燃料を入れる回数を減らせると思います。そういったところを早く体感したいですね。

燃費を入れる頻度はどのくらいになりますか?

現状は2日に一回は入れてますね、「SUPER」に期待です。

一日の走行距離はどのくらいでしょうか?

一日平均500㎞です。関東圏から関西圏の方ですね。

車中泊が多いと思いますがトラックで過ごす時間はどのくらいでしょう?

積み下ろし時間はそこまでではないので、22~23時間はトラックにいます。家にいる時間よりも断然長いですね(笑)なので居住性が快適になった点はとても嬉しいです。

他のドライバーからうらやましがられたりすることはありますか?

普段からスカニアに乗車させてもらってるので、数えきれないぐらい「スカニアどう?」と声をかけられますね(笑)
休息する場所や積み下ろし先等での声掛けが多いので、みなさん興味や憧れがあるんじゃないかと思います。その際には「良いですね」と返しています。

ドライバーから見たスカニアのあこがれのポイントは?

スカニア車両を導入している会社というのはもちろんのこと、ここまでの台数をいれる会社も少ないですし、一ブランドとしてのカッコよさがあります。
ドライバー採用でも、「スカニアに乗れます」っていう点でアピールポイントにもなりますね。

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