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トヨタの中古トラックをお探しなら!車種別の特徴や選ぶ際のポイントを解説

はたらくクルマコラム

トヨタの中古トラックをお探しなら!車種別の特徴や選ぶ際のポイントを解説

乗用車のイメージが強いトヨタ自動車ですが、商用車分野においても歴史が長く、多くの事業者から支持されています。中古市場でも人気が高いため、トヨタの中古トラックを探している方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、トヨタのトラックの特徴や歴史をはじめ、車種別の特徴、中古車両の購入時にチェックしておくべきポイントなどを解説します。

トヨタの中古トラックをお探しの方や、ご興味のある方はぜひチェックしてください。

トヨタのトラックの歴史

トヨタ自動車は1937年の創業以来、乗用車だけでなく商用車分野でも実績を積み重ねている企業です。トラック分野でも、高い耐久性と安定した走行性能、そして時代のニーズを的確に捉えたモデル展開で、多くの業界で活用されています。

1959年には「トヨエース(PK20型)」が登場し、斬新なスタイルと改良された足まわりによって注目を集めました。同年には、従来のトヨペット・トラックを「スタウト(ボンネットタイプ)」と「ダイナ(キャブオーバータイプ)」として再編成。

1960年代に入ると、物流の多様化や交通事情の変化に対応すべく、新型トラックの開発が進みました。1964年に発売されたトラック「FA100型」、1967年発売の商用バン「ハイエース(PH10型)」、1968年の「ハイラックス(RN10型)」などは、それぞれのニーズに合った特性を備え、高速道路時代の到来にも対応した設計が施されました。

1969年には、「ダイナ(RU10型)」がモデルチェンジされ、ブレーキ性能の強化や乗降性の改善など、安全性と利便性を両立。また、同年にはH型ディーゼルエンジンを搭載した3トン積みモデルや、新たに4トン積みの「マッシーダイナ(QC10型)」も登場し、ラインアップの充実が図られました。

1980年代以降は、排ガス規制や燃費向上への対応が求められる中で、環境性能や安全性能の向上に注力。1990年代からはダイナやトヨエースの開発・製造において日野自動車との連携が強化され、OEM供給を受ける形が確立されていきました。

現在のトヨタのトラック事業も、連結子会社である日野自動車との連携により展開されています。日野自動車に製造を委託する体制をとっており、日野の高い商用車技術とトヨタのブランド力を組み合わせた車両が市場に供給されています。

参考:第5項 新型トラックの開発 | トヨタ自動車 75年史

トヨタのトラックの種類・特徴

トヨタのトラックの種類・特徴

それではここから、トヨタのトラックの種類別の特徴を解説します。

ダイナ

「ダイナ(DYNA)」は、トヨタが誇る小型〜中型トラックの代表的なモデルで、1959年の初代登場以来、長年にわたり様々な現場で活用されています。「ダイナ」は、“Dynamic(活力ある・機動力ある)”を短縮した造語です。1トン積みから4トン積みまで、普通免許で運転できるガソリン車から、中型免許が必要な車両まであります。耐久性と機動力、そして使いやすさを兼ね備えたモデルとして多くの業種で選ばれています。

兄弟車である「日野・デュトロ」と共通の設計で、最新モデルでは、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートなどの先進安全装備が標準化。加えて、ディーゼルハイブリッドシステムやクリーンディーゼルエンジンも搭載し、環境性能や燃費性能にも優れています。堅牢なフレーム構造やチルトキャブ機構により、日々の点検や整備もスムーズに行えるのも特徴です。

トヨエース

「トヨエース(TOYOACE)」は、1954年にトヨタが発売した小型トラックで、2020年までの約65年間にわたり販売されたモデルです。車名は「トヨタ」と「エース(切り札)」を組み合わせた造語で、公募により命名されました。戦後の日本で主流だったオート三輪に代わる四輪小型トラックとして開発され、積載性と安定性を兼ね備えた革新的な車両として注目を集めました。

当初は1トン積みからスタートしましたが、1985年からはダイナと兄弟車となり、2〜3トンクラスまでラインナップを拡充。1999年以降は日野自動車と共同開発し、以降すべてが日野製となっています。低床仕様やダブルキャブ、特装車など多彩なボディバリエーションがあり、ルートバンや現金輸送車など特殊用途にも対応。燃費や環境性能の向上にも力を入れており、ハイブリッド仕様も展開されました。

2020年に販売終了となったものの、中古市場では依然として高い人気を誇り、多くの現場で今なお活躍しています。

中古トラックを選ぶ際のポイント

中古トラックを選ぶ際のポイント

中古トラックを購入する際には、新車とは異なり慎重な判断が求められます。特に重視したほうが良いのは「販売店の信頼性」「年式・走行距離」「車両の状態」の3点です。それぞれのポイントをしっかり確認することで、購入後のトラブルや余計な出費を避けることができます。

販売店の信頼性

まず重要なのは、信頼できる販売店を選ぶことです。販売実績が豊富で、評判・口コミの良い業者は、車両の品質管理が徹底され、アフターサービスが充実していることが多いです。特に、自社整備工場を持つ販売店は、販売前の点検・整備がしっかりと行われているケースが多く、万一のトラブル時もスムーズに対応してもらえるでしょう。購入時には、保証の有無やサポート体制についても確認しておきましょう。

年式・走行距離

年式と走行距離のバランスも見逃せないチェックポイントです。年式が新しければ装備や燃費性能が優れていることが多く、長期間使用できる可能性が高くなりますが、その分価格は高めです。一方、年式が古くても走行距離が少ない車両は、エンジンや駆動系の消耗が少ない可能性があります。ただし、長期間使用されずに保管されていた車両は、内部に不具合が隠れていることもあるため、バランスを考慮することが大切です。

車両の状態

車両の状態も、購入前にしっかりと確認しましょう。外装では、キャビンや荷台に錆びや腐食、目立つ損傷がないかをチェックし、エンジンの始動時に異音や、白煙が出ていないか、オイル漏れの有無、ブレーキやタイヤの摩耗状態も確認が必要です。実際にエンジンをかけてみる、試乗してみるといった行動が、見落としやすい不具合の発見につながります。

トヨタの中古トラックを購入するなら

トラックランド

トヨタの中古トラックをお探しであれば、高品質な車両を適正価格でご提供している「トラックランド」をぜひご利用ください。トラックランドでは、多様な小型・中型・大型トラックを取り扱っており、業種や用途に応じた最適な1台をご提案可能です。

万が一、ご希望の車両が在庫にない場合でも、全国のネットワークを活用し、スタッフが条件に合った車両をお探ししております。仕入れから納車まで、すべての工程において徹底した品質管理を実施し、整備資格を持つ専門スタッフが細かく点検・整備を行い、必要に応じて架装や板金修理にも対応していますので、納車後も安心してお使いいただけます。

さらに、初期費用を抑えてトラックを導入できる月額定額サービス「サブスクdeスグのり」も提供しており、リースやレンタルのような感覚で、柔軟に車両を導入したい場合には最適です。

トヨタの高品質な中古トラックをお求めの方は、ぜひ一度トラックランドまでご相談ください。

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トヨタの中古トラックをお探しの方へ

トヨタのトラックは、信頼性や耐久性の高さから幅広い業種で支持されています。中古車両を選ぶ際には、ダイナやトヨエースなど、車種ごとの特徴を理解し、年式や走行距離、車両の状態をしっかり確認することが大切です。

信頼できる販売店を選ぶことで、長く安心して利用できる1台に出会えるでしょう。高品質な中古トラックをお探しであれば、徹底した品質管理でサポート体制も充実したトラックランドにぜひご相談ください。

この記事を監修した人

この記事を監修した人 トラックランド管理人:高良

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。

実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。

趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。

「月刊トラックランドオンライン」にて、中古トラック選びのコツや業界の最新情報を発信中。

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