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サイドアンダーミラーとは?使い方や後付けする際の注意点を解説

トラックやバスにおいて、安全運転を支える重要な装備のひとつが「サイドアンダーミラー」です。歩行者や自転車との接触事故を防ぐうえで重要な役割を担っています。

一方で、正しい使い方や見方を理解していないと、せっかくの安全装備が十分に活かされません。今回の記事では、サイドアンダーミラーの定義や役割、使い方、設置・保安基準、後付けの際の注意点などを解説します。

サイドアンダーミラーについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

サイドアンダーミラーとは?

サイドアンダーミラーとは、トラックやバスなどの車両左側前方に設置される補助ミラーのことです。運転席から直接確認することが難しい車両左前方の死角を映し出すために設置されており、左折時や発進時における歩行者・自転車との接触事故を防ぐ重要な安全装備です。

車両の左側フェンダー部分やドアミラーの下部などに取り付けられ、下方向の視野を確保するために使用されます。

役割・メリット

サイドアンダーミラーの役割は、運転席から直接見えない車両左前方の死角を補うことです。車体の低い位置にいる歩行者や自転車を確認できるため、左折時の巻き込み事故防止に大きく寄与します。

左折時の巻き込み事故は重大な人身事故につながるリスクが高く、サイドアンダーミラーの設置によってそうした事故リスクを低減することができます。特に交通量の多い市街地での走行において、その効果は大きいといえます。

サイドアンダーミラーを活用することで、運転席に座ったまま左前方の安全確認が可能となります。目視だけでは確認できない範囲をカバーできるため、安全確認の精度と効率が向上します。

使い方

サイドアンダーミラーを正しく活用するためには、まず適切な角度への調整が重要です。運転席に着座した状態で、車両左前方の路面から車体側面にかけての範囲が確認できるよう、ミラーの角度を調整しましょう。

実際の使い方としては、左折や発進の際にサイドアンダーミラーで左前方の安全を確認するのが基本です。ただし、ミラーだけに頼らず、目視による安全確認と組み合わせることが重要です。ミラーには映し出せる範囲に限界があるため、直接目視できる範囲については必ず目視で確認するようにしましょう。

設置・保安基準について

サイドアンダーミラーは、1970年代に大型トラックによる左折時の巻き込み事故が頻発したことを受けて設置・保安基準が整備されました。1978年には当時の運輸省の通達により、大型トラックに対して左側の近接確認装置(サイドアンダーミラーなど)の設置が義務化されています。

その後、2003年には国土交通省の保安基準として「間接視界基準」が導入され、対象範囲が拡大されました。その基準では、運転者が運転席に座った状態で、車両前面および左側面に接する高さ1m・直径0.3mの円柱(6歳児相当)を直接またはミラー・カメラ・モニターなどを用いて視認できることが求められます。

新型生産車は2005年1月1日以降、継続生産車は2007年1月1日以降に適用されており、その基準を満たすためにミラーやカメラなどの装置の装着が必要とされています。なお、基準導入以前の車両については装着義務はありません。

サイドアンダーミラーが見えない場合に考えられる原因

サイドアンダーミラーが見えない場合に考えられる原因

サイドアンダーミラーが正常に見えない、あるいは視認性が低下している場合には、いくつかの原因が考えられます。

適切に対処することで視認性を回復できるケースが多いため、原因を正しく把握することが重要です。

ミラーの汚れ・曇り
最も多い原因のひとつが、ミラー表面の汚れや曇りです。雨天走行後の水滴や泥、排気ガスによる油膜などがミラー表面に付着することで視認性が低下します。定期的な清掃を行うことで改善できるため、日常的なメンテナンスを心がけることが重要です。冬季には霜や結露によって視認性が低下するケースもあるため、出発前の確認と清掃が欠かせません。

ミラーの角度のズレ
走行中の振動や接触によってミラーの角度がずれてしまい、必要な範囲が映らなくなることもあります。定期的にミラーの角度を確認し、運転席から左前方の死角が適切に映る位置に調整することが重要です。

夜間・悪天候による影響
夜間や雨天・霧などの悪天候時に、ミラーが見えにくくなることがあります。そうした状況では目視による安全確認をより丁寧に行うとともに、必要に応じてカメラ・モニターシステムの導入を検討するのも有効な対策のひとつです。

サイドアンダーミラーを後付けする際の注意点

サイドアンダーミラーを後付けする際の注意点

サイドアンダーミラーは、既存の車両に後付けで取り付けることが可能です。ただし、後付けの際にはいくつかの注意点を押さえておく必要があります。

まず、取り付ける製品が道路運送車両の保安基準に適合しているかどうかを事前に確認することが重要です。基準を満たさない製品を取り付けた場合、車検に通らない可能性があるため、定められた要件を満たしているかを確認しておきましょう。

車種によって適合するサイズや取り付け方法が異なるため、購入前に自車への適合を確認しておくことも大切です。

取り付け後は実際に運転席から視野を確認し、走行中の振動でミラーがずれていないかを定期的にチェックする習慣をつけましょう。

サイドアンダーミラーについて

サイドアンダーミラーは、車両左前方の死角を補い、左折時や発進時における歩行者・自転車との接触事故を防ぐための安全装備のひとつです。正しい使い方や適切なメンテナンスを心がけることが安全運転につながります。

視認性の低下が気になる場合には原因を早めに特定し、清掃や角度調整・部品交換などの適切な対処を行うことが重要です。

なお、トラックの不具合にお困りの場合や買い替えをご検討中の場合には、「トラックランド」にぜひご相談ください。豊富な在庫と充実したサポート体制で、自社の用途や予算に合った最適な一台をお選びいただけます。

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この記事を監修した人

この記事を監修した人 トラックランド管理人:高良

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。

実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。

趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。

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