貨物の大量輸送やパレット積みの現場で活躍する大型ウイング車は、物流業界にとって欠かせない存在です。フォークリフトでの積み下ろしがスムーズに行えるため、効率的な作業が可能になります。
中古市場でも大型ウイング車の取引は盛んで、新車よりも導入コストを抑えられるのが魅力です。しかし、中古車ならではの注意点もあるため、購入前にはしっかりと確認しておくことが大切です。
今回の記事では、中古の大型ウイング車をお探しの方に向けて、トラックランドのサービス概要や、選ぶ際のポイント・注意点などを解説します。中古の大型ウイング車の導入を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
大型ウイング車の主な用途
ウイング車とは荷台の側面パネルが左右に大きく跳ね上がる構造のトラックで、荷物の積み降ろし作業を効率化するために設計された車両です。アルミ製の軽量かつ耐久性に優れた構造が特徴で、荷台の側面が鳥の翼のように跳ね上がることから「ウイング車」という名前が付けられています。荷台を側面から大きく開放できるため、フォークリフトによる積み下ろしが容易で、作業効率が向上します。
主な用途としては、パレット輸送、食品や飲料の配送、家電・家具など大型商品の運搬、さらには精密機器や工業製品の輸送などで幅広い分野で利用されています。特に大量かつ重量物の輸送が必要な物流センターや工場間の輸送では、ウイング車を活用することで積み降ろし時間の短縮による作業効率向上を図れます。また、荷台を密閉できるため、雨風やほこりから荷物を保護する必要がある場合にも適しています。
大型ウイング車をお探しならトラックランド
中古の大型ウイング車をお探しであれば、ぜひ「トラックランド」をご利用ください。ここでは、トラックランドのサービス内容や特徴を紹介します。
適正価格で高品質
トラックランドでは全国のユーザー様から直接車両を仕入れることで、中間マージンを省き、適正価格での販売を実現しておりますので、品質とコストのバランスが両立した車両の提供が可能です。
仕入れ時には整備士資格を持つ専門スタッフが、エンジンや足回り、ウイング機構、荷台の状態など車両全体を丁寧に点検し、必要に応じて整備・修理を実施。厳しい品質基準をクリアした車両のみを取り扱っているため、安心してご購入いただけます。
さらに、在庫管理から出荷まで自社一貫で行っているため、納車までのスピードが早く、急ぎで車両を導入したい場合にもできる限りの対応をしております。
車両のお探しも可
ご希望の車両が在庫にない場合に、全国に広がるネットワークを活用し、条件に合った1台をお探しする「車両お探しサービス」も提供しています。ご予算はもちろん、「年式」「走行距離」「ウィングの開閉方式」「駆動方式」「積載量」「架装仕様」など、業務内容や納期に応じた細かな条件にも柔軟に対応可能です。
経験豊富なスタッフがヒアリングから車両提案、納車まで丁寧にサポートし、用途に最適な車両を提供しておりますので、トラック選びに慣れていない方でも安心してご利用いただけます。
ワンストップ対応
「買取」「販売」「メンテナンス」「陸送」「リース(サブスク)」までをワンストップで提供しておりますので、大型ウイング車の導入に伴う煩雑な手続きを一本化できます。複数の業者とやり取りする必要がなく、契約から納車までスムーズに進行可能です。
さらに、全国に拠点を構えているため、納車後の定期点検やメンテナンスの対応も可能で、万が一のトラブル時には迅速に対応しております。継続的なサポートができる体制が整っており、導入後も長期的に安心して車両をお使いいただけます。
リース・サブスクも可
通常の購入・ローンだけでなく、サブスクリプション型サービス「サブスクdeスグのり」も利用可能です。月額定額制で初期費用を抑えつつ導入でき、繁忙期の一時増車や期間限定での活用にも柔軟に対応できるサービスです。営業ナンバーでの利用も可能なため、有償輸送事業にも適しており、新車・中古車どちらのプランもございます。
また、メンテナンスや定期点検込みのパッケージプランもあり、導入後の維持管理コストや手間を軽減できます。用途や事業規模に合わせて車両を導入できるのが魅力です。
【大型ウイング車】中古車を選ぶ際のポイント
ここからは、大型ウイング車を選ぶ際のポイントを「販売店」「年式・走行距離」「ウィングの開閉方式」「車両の状態」に分けて解説します。
販売店
まず、信頼できる販売店から購入することが何より大切です。大型ウイング車は荷台や開閉機構が複雑な構造のため、一般的なトラック以上に点検や整備の知識・経験が求められます。販売実績が豊富で、中古トラックに精通した販売店を選ぶことで、購入後のトラブルリスクを軽減できます。
特に、自社整備工場のある販売店であれば、品質管理やアフターサポート体制が万全なことが多く、長く安心して利用できます。中古車選びでは車両だけでなく販売店に目を向けることも大切です。
年式・走行距離
一般的には、年式が新しく、走行距離が短い車両は状態が良く、長く使える可能性が高いといえます。それらの車両は、部品の摩耗や劣化が少なく、全体的に良好な状態を保っていることが多いです。しかし、年式や走行距離だけで車両の状態を判断するのは危険です。年式が新しくても過酷な使用環境で酷使されていた場合、摩耗や劣化が進んでいることがあります。逆に、適切なメンテナンスがされていれば年式が多少古くても良好な状態を保っているケースもあります。そのため、走行距離や年式に加え、整備履歴や使用環境をしっかり確認することが重要です。
ウィングの開閉方式
開閉方式は用途に直結する重要ポイントです。運搬する荷物の種類や作業環境に合わせて選定すると作業効率が向上します。また、現場の出入り口や倉庫の高さ制限なども事前に考慮することで、導入後のトラブルを防げます。
主な種類とその特徴は以下の通りです。
ターンオーバータイプ
側面パネルが大きく開き、フォークリフトやクレーン作業に適しています。
フレキシブルオープンタイプ
開き方の自由度が高く、狭い場所でも作業可能。
上昇開閉タイプ
天井部が上昇する構造で、高さのある荷物の積み下ろしに便利。
車両の状態
中古車は個体差が大きいため、エンジン・外装・内装・電装系・足回りを総合的に確認する必要があります。エンジンは始動のスムーズさや異音の有無、アイドリングの安定性を確認しましょう。外装ではウィング部分の開閉動作、錆、油漏れ、パネルの損傷の有無、荷台床面の状態などを細かくチェックします。内装はメーター表示や警告灯の有無、エアコンやヒーターの動作確認も欠かせません。
さらに、ライトやウィンカーなどの電装系が正常に機能するか、タイヤ溝の残量や摩耗の偏りなども重要なチェックポイントです。事前確認が、購入後のトラブルや予期せぬ修理費用の発生を防ぐ鍵となります。
大型ウイング車をお探しの方へ
大型ウイング車は、運搬効率や作業性に優れた車両ですが、新車は高額なため、中古車の購入を検討する企業も多いです。中古車は品質に差があるため、購入時には慎重な選定が欠かせません。販売店の信頼性や管理体制、年式・走行距離に加えて、ウィングの開閉方式や車両全体の状態を総合的に確認することが重要です。
トラックランドでは、適正価格で高品質な車両を提供し、購入からメンテナンス、リース・サブスクまでワンストップ対応が可能です。トラック選びに慣れていない方でも安心して購入できる体制が整っているため、事業規模や用途に合わせた最適な大型ウイング車をお探しの方はお気軽にご相談ください。
この記事を監修した人

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。
実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。
趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。
「月刊トラックランドオンライン」にて、中古トラック選びのコツや業界の最新情報を発信中。
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