レンタカーを借りて引越しをすると自分のペースで作業ができ、引越し業者に依頼するより費用を抑えたりと多くのメリットがあります。
【ランドレンタカー】では「軽トラ」から「ワンボックスバン」「2tトラック」「4tトラック」まで豊富にご用意しております。
今回は自分でレンタカーを借りて引越しをする際の、おすすめのレンタカーやメリット・デメリット、引越し業者に依頼した場合との比較などについてご紹介していきます。
目次
レンタカーでの引越しに
定番のトラック・バン
レンタカーで引越しをするなら、トラックやワンボックスバンといったタイプの車両がおすすめです。
しかし、トラックやワンボックスバンにも種類がたくさんあり、どれをレンタルしたら良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでまずは【ランドレンタカー】のレンタカーの取り扱い車種をご紹介します。
(1)ワンボックスバン
本格的な引越し作業には、引越しで定番の「ワンボックスバン」が活躍します。
ワンボックスバンで最も代表的な車種は「トヨタ ハイエース」です。
「トヨタ ハイエース」は商用車としてだけでなく、私用車としても根強い人気があります。
5名乗りですが後部座席を折りたたむと2名乗車になり、その分多くの荷物を運べるのが特徴です。
あまり荷物が多くない場合や、洗濯機や冷蔵庫が大きなサイズでなければ、ワンボックスバン1台で十分に引越し可能な積載スペースがあります。
(2)平ボディ
「平ボディ」は定員が3名の、最大積載量1,300kg(1tトラック)・2,000kg(2tトラック)と定員2名の最大積載量4000kg(4tトラック)をご用意しております。
軽トラをパワーアップしたような平ボディには、ワイドロングタイプもあります。
荷台に屋根がないタイプなので、洗濯物干し竿などの長くて分解して運べない荷物を運ぶ際に便利です。
(積載物の規定サイズは、道路交通法施行令22条3項と4項に定められています。政令基準を超える場合は、所轄の公安委員会許可が必要となります)
(3)アルミバン
「アルミバン」は定員が3名の最大積載量2,000kg(2tトラック)と定員2名の最大積載量3,250kg(4tトラック)をご用意しております。
アルミバンは平ボディの荷台に箱が乗っているタイプで、雨風から荷物を守りたい場合に最適です。
平ボディとアルミバンは荷台がオープンであるか否かの違いなので、用途や希望に合わせて使い分けるようにしましょう。
長距離の引越しの場合、到着先へ向かうまでに時間がかかり、途中で雨が降ってしまう可能性もあるので、雨風のしのげるアルミバンタイプがおすすめです。
(4)アルミウィング
「アルミウィング」は定員2名の最大積載量は3,000kg(4tトラック)で、一見アルミバンと変わらないように見えますが、アルミウィングの特徴はウィング部分(荷台の箱の側面)が開くことで作業効率がアップする点です。
トラックの左右から荷物を積んだり降ろしたりできるので、大きな荷物を扱う時にはとても作業がしやすくなります。
ただしウィング部分の開放のために左右のスペースや天井の高さが必要になるので、レンタル前に引越し作業をする場所を事前に確認しておきましょう。
荷物が少ない引越しに
おすすめのトラック・バン
一人暮らしや単身赴任など、引越しの荷物が少ない方には軽トラや軽バンといった、他の車両にくらべて
サイズや積載量は小さいけれど、レンタル料は安く抑えられる車両をおすすめします。
(1)軽トラ
「軽トラ」は荷台がついているコンパクトなタイプで、一般的に定員は2名までですが、350kgくらいの荷物を運ぶことができます。
軽トラは費用も安く、荷物の少ない方におすすめです。
(2)軽バン
「軽バン」の最大積載量は軽トラと比べて100kgほど少ないですが、定員が最大4名となり、複数人で引越し作業をするのに最適です。
軽バンも軽トラ同様費用が安く、荷物が少ない方におすすめです。
レンタカー・レンタルトラック
での引越しの費用相場
家族構成 | 費用(レンタル代・ガソリン代・有料道路料金) |
一人暮らし | 約8,000円~15,000円ほど |
2~3人家族 | 約15,000円~20,000円強ほど |
4人以上の家族 | 約30,000円ほど |
※1日レンタル、引越し先までの距離50km程度で計算
レンタカーやレンタルトラックを借りて引越しをする場合、かかる費用は次の通りです。
①車両のレンタル代金
②ガソリン代
③有料道路料金
(引越し先が遠方で有料道路等を利用した場合)
①車両のレンタル代金
どういったタイプの車両をレンタルするかによって費用は大きく違ってきます。
例として【ランドレンタカー】でのレンタル代金の一例をご紹介します。
ワンボックスバン | 1日:11,000円(税込) |
平ボディ(ワイドロングサイズ) | 1日:17,600円(税込) |
アルミバン | 1日:13,200円(税込) |
アルミウィング | 1日:24,200円(税込) |
軽トラ | 当日:6,600円(税込) 6時間:5,500円(税込) |
軽バン | 当日:6,600円(税込) 6時間:5,500円(税込) |
平ボディ(通常サイズ) | 当日:8,800円(税込) 6時間:7,700円(税込) |
一人暮らしで荷物の少ない方であれば、軽トラや軽バンなどのコンパクトなサイズの車両でも問題なく引越しをすることができるでしょう。
荷物が多い場合は、ワンボックスバンや通常サイズの平ボディを検討しましょう。
2~3人家族である程度荷物があるという方には、アルミバン、もしくはワイドロングサイズの平ボディあたりがおすすめです。
4人以上の家族での引越しの場合は、おそらく一番大きなアルミウィングでないと荷物が積みきれない可能性がでてきます。
②ガソリン代
引越し先までの距離がどれだけあるかによって金額が変わってきます。
隣町や同じ県内での引越し程度であれば1,000円~2,000円程度で収まるでしょう。
ただし県を跨いだり、片道数時間以上かかるような遠方への引越となると、ガソリン代だけでも10,000円程度はかかってしまいます。
ガソリン代を抑えるコツとしては、急発進や急加速などのガソリンを多く消費するような運転をしないこと。
そして休憩中や駐車する際にエンジンを切っておくことです。
③有料道路料金
(引越し先が遠方で有料道路等を利用した場合)
遠方への引越しや、あまり時間をかけたくない等で高速道路などの有料道路を利用する場合は別途料金が発生します。
一般道を使って有料道路料金を浮かすという方法もありますが、あまり険しい道(峠や狭路)を通るのはおすすめできません。
道がデコボコしていたり、車に過度な遠心力がかかってしまうと、荷物が崩れてしまい、最悪のケースだと家具が破損してしまうこともあります。
あまり運転に慣れていない・自信がないという方は家具を破損しないための保険として有料道路を利用することをおすすめします。
レンタカーでの引越しと業者への
依頼を比較
トラックやワンボックスバン、軽トラなどのレンタカーを借りて自ら行う引越しは、業者に依頼するよりも安く抑えられるケースがほとんどです。
参考までに引越し業者の費用相場を数パターンご紹介します。
家族構成 | 通常期 | 繁忙期(3~4月) |
一人暮らし | 約30,000円~40,000円 | 約40,000円~60,000円 |
2~3人家族 | 約50,000円~70,000円 | 約80,000円~160,000円 |
4人以上の家族 | 約70,000円~90,000円 | 約120,000円~200,000円 |
※隣町や同じ県内での引越(50km以内)を想定しています
引越し業者に依頼する場合、通常期と繁忙期で料金が最大2倍以上変わってきます。
3月から4月にかけては就職や入学などで引越しをする人が増えるので仕方ありません。
先程のレンタカーで引越しする際の費用相場と見比べると、レンタカーでの引越しの方が半額・もしくはそれ以下の費用で済んでしまいます。
やはりレンタカーを借りる方が費用は安く抑えられるでしょう。
レンタカーで引越しするメリット
レンタカーを使ってご自身で引越しをするメリットをいくつかご紹介します。
(1)引越し業者に依頼するより費用が安く済む
通常期(5月~2月ごろ)であれば半額近く、繁忙期(3月~4月頃)なら半額以下の費用に抑えることも可能です。
ただし、荷物の量が多かったり、引越し先までの距離によっては、半額まで費用を抑えるのは難しいかもしれません。
(2)自分のペースで引越しができる
引越し業者を部屋に招いたり、都合を合わせて作業を始める必要がないので、マイペースに引越し作業が進められます。
昼間は仕事で、引越し準備が夜の1,2時間くらいしかできないという方でも、焦ることなくしっかりと荷造りなどの準備をすることができます。
(3)トラブルを避けられる
荷造りや積み下ろしといった、作業におけるトラブルが避けられることにあります。
引越し作業が家族だけで済ませられるので、他人を家に上げる必要がなく、プライバシーの心配をしなくても良いのもメリットの1つです。
見積りを依頼するのが面倒だったり、あれこれ勧めてくる営業を苦手とする方にとって、レンタカーで引越しをするメリットは大きくなるでしょう。
レンタカーで引越しするデメリット
ご自身で引越しをするからこそのデメリットもあります。
確認しておきましょう。
(1)梱包材料の用意と梱包を自身で行わなければいけない
まずダンボールやガムテープ、新聞紙や緩衝材などを用意し、梱包を行う必要があります。
引越し業者に依頼をすると梱包材料を無料でもらえたり、オプションで梱包作業を行ってもらえたりします。
(2)自身で運転をしなければいけない
普段から運転や大きな車に慣れている人なら良いですが、乗り慣れない車両だと運転に気を使ったり、想定よりも時間が掛かる恐れが強まります。
(3)荷物の積み込みや荷降ろし、運搬作業が大変
家族の力を借りることができて、積み込める程度の大きさや重さの荷物だけなら大丈夫ですが、大型家具などはしっかりと準備をしたり、気をつけないと怪我をしてしまいます。
特に、2階以上の高さから家具家電、ピアノなどの楽器を下ろすのは大変です。
クレーンが必要になる状況だと、結局はプロに任せた方が良いということになります。
(4)荷物やお部屋を破損する恐れがある
養生や梱包が不十分だと、ぶつけて荷物自体やお部屋を傷つけたり破損する恐れがあります。
引越し業者に依頼した場合は補償がありますが、これらのトラブルが発生しても自己責任となります。
レンタカーで引越しする際の注意点
車両をレンタルしてご自身で引越しをする際には、気をつけるべき注意点がいくつかあります。
順番にみていきましょう。
(1)トラックの最大積載量に注意
レンタカーで引越しをするときは、トラックの最大積載量に注意することが重要です。
最大積載量を超える過積載は、道路交通法による処罰の対象になってしまいます。
トラックは種類によってはAT限定の普通免許でも運転できます。
ただし免許の取得年月日によって運転可能な車両に違いがあるので要確認です。
(2)荷物量に合わせたトラックをレンタルする
トラックをレンタルする場合、大きめの車両の方が余裕があって安心ですが、費用は高くなります。
ところが、ギリギリだと積みきれない恐れがあるので、あらかじめ荷造りをして重量を量ったり、寸法を測って必要な車両を見積もっておくと良いでしょう。
(3)事故に注意
事故を起こしてしまえば、せっかくの節約の努力は水の泡になりますから、安全を第一に考えて荷物を積み込むことが大事です。
慣れない車の運転は、運転歴が長い人でも事故のリスクが高まるので、要注意です。
運転前に操作を予習したり、少し練習して車両の癖や運転のコツを掴んでからの方が安心して引越しを行えるでしょう。
引越し作業時の荷造り方法・
トラックへの積み方
レンタカーで引越しをするときの荷造りや荷物の積み込みのポイントとして、必ず梱包して荷物を守ることが挙げられます。
1つ1つ箱に入れるのは手間ですが、割れ物や汚れやすい物については、緩衝材と一緒に丈夫なダンボールに入れるのが原則です。
荷造り方法
①布団・衣類
布団類は防水性のある布袋に入れて、衣類はハンガーで掛けておける衣装用のボックスを使いましょう。
②刃物
刃物はうっかり刃が飛び出すと危ないので、購入時の箱に入れたり、プチプチなどの緩衝材に包んでテープで厳重に留めます。
③食器・小物類
食器や小物類は、重ねたりすると破損の恐れがありますので、面倒でも1つずつ新聞紙や緩衝材で個包装して箱詰めするのが無難です。
④家具・家電
家具はできるだけ分解したり、毛布などで包んで傷つかないように保護します。
紐でしっかりと固定し、持ち手を作っておくと荷物を積むときに便利です。
家電も同様に梱包することが大切ですが、振動に弱いパソコンについては、分解するかケース内の振動対策をする必要があるでしょう。
トラックへの積み方
①トラックへ荷物を積む際は、足場になる台を使用
トラックや軽トラに荷物を積む際は、足場になる台を使って荷台に上りやすくしておくのが基本です。
台があるのとないのとでは作業効率はもちろん、疲労感もまるで違ってきます。
②大きな家具・家電は最後に積み込む
引越しの経験がないと気がつきにくいものですが、家具や家電は最後に積み込むのがポイントです。
最初に家具家電を積み込むと、引越し先で最後に積み下ろすので、荷物が部屋中にある状態で大型のものを搬入することになります。
これでは引越しの効率が悪くなり、最悪のケースだとうまく荷物を搬入できなくなってしまいます。
レンタカー・レンタルトラックで
引越しをするなら
トラックやバンの種類や、レンタカー・レンタルトラックと業者による引越費用の相場をご紹介してきました。
荷物の量や引越し先の距離にもよりますが、ほとんどのケースでレンタカーを借りてご自身で引越しをした方が、業者に依頼するよりも費用を安く抑えることができます。
この記事を読んで
「私にもできそう!」
「安く引越しできるのなら、ぜひともやってみたい!」
このように思われた方にまずやってほしいことがあります。
それは「適切な車両選び」です。
ご自身のお部屋の荷物がどれくらいの量あるのか、どのタイプの車なら荷物を積み切ることができるのか、人によって必要になる車両タイプはバラバラです。
そこで引越し専用に様々なタイプの車両を用意している【ランドレンタカー】でレンタル車両を探すことをおすすめします。
一人暮らしから4人以上の家族の引越しまで対応できる、さまざまな車両が用意されています。
ぜひ一度車両の予約状況などをお問い合わせください。