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ナンバープレートの盗難被害が減らないのはなぜ?理由や対策について解説

車両のナンバープレートが盗まれるという被害が全国各地で発生しており、一般車両からトラックまで幅広い車種が被害に遭っています。ナンバープレートの盗難は単なる部品の紛失にとどまらず、盗まれたプレートが犯罪に悪用されるリスクがあるため、深刻な問題として注目されています。

今回の記事では、「ナンバープレートの盗難被害が減らないのはなぜか?」というテーマで、その理由をはじめ、被害に遭った際の対処法、具体的な対策を解説します。ナンバープレートの盗難対策を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ナンバープレートの盗難が起きるのはなぜ?

それではまず、ナンバープレートの盗難被害の現状を解説し、その上で盗難が起こる理由に触れていきます。

ナンバープレートの盗難の現状

警察庁のデータによると、車両の部品が盗まれる「部品ねらい」の認知件数は平成14年以降、大幅に減少傾向にあります。しかし、部品ねらい全体に占めるナンバープレート被害の割合は依然として高く、令和6年には43.2%に達しており、部品ねらい被害の約4割以上がナンバープレートの盗難であるという状況が続いているのが現状です。

令和6年のナンバープレート被害件数は6,355件にのぼっており、部品ねらい全体の認知件数が減少するなかでもナンバープレートの盗難が占める割合は高止まりしていることから身近な犯罪として引き続き警戒が必要な状況といえます。

参考:警視庁 自動車盗難等の発生状況等について

盗難が起こる理由

ナンバープレートの盗難が起こるのには、以下のような背景があります。

犯罪への悪用
ナンバープレートの盗難が後を絶たない背景には、盗んだプレートを犯罪に利用する目的があります。盗難車両による逃走時に正規のナンバーに見せかけるために使用されるほか、不正に取得した車両の身元を隠す手段として悪用されるケースもあります。盗まれたナンバープレートが別の犯罪行為に転用されることで、被害者が意図せず犯罪に巻き込まれるリスクもあるのです。

取り外しの容易さ
ナンバープレートは一般的にネジ数本で固定されているだけであるため、工具があれば短時間で取り外すことができます。防犯カメラの死角や夜間の駐車場など、人目につきにくい場所では特に狙われやすく、犯行に要する時間が短いことから発見・逮捕されるリスクが低いと判断されやすい点も盗難が後を絶たない要因のひとつです。

海外での需要
日本のナンバープレートは海外で一定の需要があり、転売を目的とした盗難が行われることもあります。特に日本の旧車や人気ナンバーは海外のコレクターから需要があるとされており、一見すると価値がないように見えるナンバープレートが盗難被害に遭う背景のひとつとして挙げられています。

ナンバープレートの盗難被害に遭ったらどうする?

ナンバープレートの盗難被害に遭ったらどうする?

ナンバープレートの盗難被害に遭った場合、速やかに適切な対処を行うことが重要です。盗まれたナンバープレートが犯罪に悪用される可能性があるため、被害に気づいた時点で迅速に行動することが求められます。

ここでは、ナンバープレートが盗まれた際の対処法を解説します。

①警察に被害届を提出する
ナンバープレートの盗難に気づいたら、まず最寄りの警察署または交番に被害届を提出しましょう。盗まれたナンバープレートが犯罪に悪用された場合、自分の車両が犯罪に使用されたと誤認されるリスクがあります。被害届を提出しておくことで、万が一のトラブルに備えることができます。被害届提出の際には、盗難に気づいた日時・場所・状況などを詳しく伝えましょう。

②運輸局・陸運局で再交付の手続きを行う
警察への届出後、管轄の運輸支局または自動車検査登録事務所でナンバープレートの再交付手続きを行います。再交付手続きには車検証などの必要書類が求められるため、事前に確認しておくことが大切です。

③仮ナンバーを発行する
ナンバープレートが再交付されるまでの間、車両を移動させる必要がある場合には仮ナンバー(臨時運行許可番号標)を取得する必要があります。仮ナンバーは市区町村の窓口で申請することができ、有効期間内であれば公道を走行することが可能です。

ナンバープレートのない状態で公道を走行することは道路交通法違反となるため、再交付されるまでの間は必ず仮ナンバーを取得したうえで走行しましょう。

ナンバープレートの盗難対策・予防法

ナンバープレートの盗難対策・予防法

ナンバープレートの盗難は、日頃からの適切な対策によって未然に防ぐことができます。

ここでは、具体的な盗難対策・予防法を解説します。

盗難防止ネジの使用

最も手軽で効果的な対策のひとつが、専用の盗難防止ネジへの交換です。通常のネジは比較的簡単に取り外せますが、盗難防止ネジは特殊な工具がなければ取り外せない構造になっているため、短時間での取り外しを困難にします。

警察庁もナンバープレートの盗難防止策として盗難防止ネジの活用を推奨しており、比較的安価に入手・交換できるため、まず最初に取り入れるべき対策です。

駐車場所の工夫

人目につきやすい明るい場所や防犯カメラが設置された駐車場を選ぶのも、盗難抑止に効果的です。ナンバープレートの盗難は人目の少ない夜間や死角になりやすい場所で発生しやすい傾向があります。屋内駐車場やシャッター付きガレージを利用することで、盗難リスクをさらに低減することができます。

防犯カメラ・セキュリティシステムの導入

自宅の駐車スペースや事業所の駐車場に防犯カメラを設置するのも有効な対策です。カメラが設置されていることを示すステッカーの掲示だけでも、犯罪の抑止効果が期待できます。

防犯カメラは万が一被害が発生した際の証拠映像としても活用できるため、犯人特定や被害届提出の際に役立ちます。夜間でも鮮明に録画できる赤外線カメラや、広範囲をカバーできる広角カメラを選ぶことで、より高い効果が期待できます。

ナンバープレートの盗難に要注意

ナンバープレートの盗難は、部品ねらい被害全体に占める割合が依然として高く、身近な犯罪として引き続き警戒が必要な状況です。盗まれたナンバープレートが犯罪に悪用されるリスクがあることを踏まえ、盗難防止ネジの使用や駐車場所の工夫、防犯カメラの設置など、日頃からできる対策を積極的に講じることが重要です。

万が一被害に遭った場合には、速やかに警察への届出と運輸支局での再交付手続きを行いましょう。

なお、トラックに関するお困りごとや、購入・買い替えをご検討中の場合には、トラックランドにご相談ください。グループ会社「陸送ネット」では、車両登録・車検・整備・陸送に対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人

この記事を監修した人 トラックランド管理人:高良

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。

実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。

趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。

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