トラックは長距離運行や屋外での駐車が多いため、泥汚れやホコリ、油汚れが付きやすく、定期的な洗車が必要です。汚れを放置すると、塗装の劣化やサビの原因となり、車両の寿命を縮めることにもなりかねません。
今回の記事では、トラックの洗車の適切な頻度や方法、セルフ洗車のやり方などを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
トラックの洗車頻度は?
洗車は、車両の美観を維持するだけでなく、サビや劣化を防ぎ、長く安全に使用するために重要なメンテナンスです。また、清潔な車両を維持することは、企業の信頼性向上にもつながります。
洗車を怠ると泥や排気ガスによる汚れが蓄積し、ボディの塗装の劣化、下回りのサビや腐食の原因になります。特に、冬季に付着する凍結防止剤(塩化カルシウム)は、放置するとサビが進行し、修理費用がかさむ可能性があるため注意が必要です。
トラックの適切な洗車頻度としては、基本的に週1回程度です。ただし、雨天や雪道の走行後、長距離運行後は汚れがひどくなるため、より頻繁な洗車が必要です。また、短距離運行が中心の車両は、2週間に1回程度の洗車でも十分でしょう。
トラックの洗車方法
トラックの洗車は、大型車専用の洗車機を利用する方法と、自分で手洗いするセルフ洗車の方法があります。
大型車専用洗車機
ガソリンスタンドやトラック専用の洗車場などに設置されている、大型車専用洗車機は、短時間で効率よく洗車できる点が大きな利点です。ブラシや高圧洗浄によって、車両全体を均一に洗浄できるため、手間をかけずに素早く汚れを落とすことができます。また、手洗いに比べて大幅に時間を短縮できるため、業務の合間でも気軽に利用できるのが特徴です。
しかし、大型車専用の洗車機はすべての汚れを完全に落とせるわけではなく、細かい部分や入り組んだ部分の汚れが残りやすいことがあります。また、洗車機によっては一部の特殊車両が対応していないこともあるため、事前に確認しておくことが大切です。
セルフ洗車(手洗い洗車)
セルフ洗車は、洗車場や車庫で自分の手でトラックを洗う方法で、特に細かい部分までしっかり洗いたい場合に適しています。洗車機では落としきれない汚れもしっかり除去でき、ミラーやライト周りなどの細部の汚れを確認しながら丁寧に作業できるのが大きな特徴です。また、車両の状態を直接確認しながら洗車できるため、小さな傷や不具合を発見しやすく、早めのメンテナンスにつなげることも可能です。
しかし、セルフ洗車は時間と手間がかかるため、頻繁に行うには負担が大きくなるのが難点です。また、洗車場所の確保が必要で、水道や排水設備が整っていないとスムーズに作業できない場合もあります。
トラックのセルフ洗車のやり方
ここでは、セルフ洗車に必要な道具と、基本的な洗車手順を紹介します。
必要な道具
・高圧洗浄機またはホース
・洗車用シャンプー
・スポンジまたはブラシ(長柄のもの)
・マイクロファイバークロスまたは吸水タオル
・ホイール用ブラシ
・窓用スクイージー
・ワックスやコーティング剤
やり方・手順
①大まかな汚れを落とす
まず、高圧洗浄機やホースを使い、トラック全体にたっぷりと水をかけて表面の汚れや泥を浮かせ、落としやすくします。特に、下回りやタイヤ周辺には泥や油汚れが溜まりやすく、サビの原因にもなるため、念入りに洗い流すことが大切です。フロントグリルやドア周り、バンパーなども汚れが付きやすい箇所なので、しっかり水をかけておきましょう。
②洗車用シャンプーを使って洗浄
スポンジやブラシに洗車用シャンプーをたっぷりつけ、トラックの上から順に丁寧に洗っていきます。その順番を守ることで、洗った部分に汚れが再付着するのを防げます。特に、キャビン(運転席周り)やボディパネルは、長年の汚れが蓄積しやすい部分なので、念入りに擦り洗いをしましょう。ただし、強くこすりすぎると塗装を傷める原因になるため、泡をしっかり立てながら優しく洗うことがポイントです。
③タイヤ・ホイールの洗浄
ボディの洗浄が終わったら、ホイール用ブラシを使ってタイヤやホイールの隙間の汚れを落とします。その部分には、ブレーキダストや道路上の油分、泥が付着しやすいため、通常の洗剤では落ちにくいことがあります。専用のホイールクリーナーを使うことで、より効果的に汚れを落とし、輝きを保つことができます。また、タイヤの側面もブラシを使ってしっかり洗い、トラックの足回り全体をきれいにします。
④水でしっかり洗い流す
全体の洗車が終わったら、泡や汚れがボディに残らないように、十分に水で洗い流します。特に、ミラーの隙間やドアのゴムパッキン部分、フロントグリル周辺は洗剤が残りやすいため、注意が必要です。洗剤が残ったままだと塗装の劣化を招くほか、乾燥した後に白い跡が残ることがあるので、念入りにすすぎましょう。
⑤水滴を拭き取る
洗車後は、マイクロファイバークロスや吸水タオルを使い、水滴を素早く拭き取ります。適切に拭き取らないと水垢が残ってしまう可能性があります。窓やミラー、ドアノブ周り、キャビンの隙間には水が溜まりやすいため、重点的に拭きましょう。
⑥必要に応じてワックスやコーティングを施す
仕上げとして、ボディを保護し、汚れを付きにくくするためにワックスやコーティング剤を使用するのもおすすめです。ワックスやコーティングをかけることで、塗装の光沢を維持し、紫外線や雨水から車両を守ることができます。
トラックの洗車方法について
トラックの洗車は、車両の美観を保つだけでなく、耐久性の維持や安全性の向上にもつながる重要なメンテナンスです。定期的に洗車を行うことで、ボディの劣化やサビの発生を防ぎ、長期間にわたって快適に使用することができます。大型車専用の洗車機を利用すれば短時間で効率よく洗浄でき、セルフ洗車では細かい部分まで丁寧に仕上げることが可能です。
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