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4トントラックの主な用途・サイズは?必要な免許や主な車種を紹介

はたらくクルマコラム

4トントラックの主な用途・サイズは?必要な免許や主な車種を紹介

需要が高く、様々な現場で活用されている4トントラックは、都市部や郊外での使用にも適しているため、貨物輸送に欠かせない存在です。

この記事では、4トントラックの主な用途やサイズに加え、運転に必要な免許、さらに主な車種やその特徴について詳しく解説していきます。

4トントラックを選ぶ際に知っておくべき情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

4トントラックとは?

最大積載量が約4トンのトラックを指し、物流や運送業、建設業、引越し業をはじめ、広く活用されています。積載量と取り回しのバランスの良さから、効率的な輸送手段として多くの企業に採用されており、街中で見かける機会も多いです。

種類・主な用途

4トントラックには、様々な種類(荷台の形状)があり、それぞれ用途に応じて用いられています。

【主な荷台の形状】
・平ボディ
・バン
・ウイング
・ダンプ
・冷蔵冷凍車
・クレーン付き

平ボディは、平らな荷台で建材や機械、資材などを積み込みやすいのが特徴です。クレーンなどで荷物を直接積み下ろしできるため、建設現場などで使用されます。

バンは、荷台が箱状になっているタイプで、雨風から積載物を守ることができるため、家具家電や雑貨、衣類などを運搬する際に使用されることが多いです。

ウイングは、荷台の両側が翼のように開くため、荷物の積み下ろしが効率的に行えます。大量の荷物を一度に積み降ろす必要がある場合に重宝され、物流業界でよく使用されます。

ダンプは、荷台が傾いて土砂や廃材などを一気に下ろすことができるため、土木工事や解体作業現場などで活躍します。

冷蔵冷凍車は、食品や医薬品など、温度管理が必要な荷物を輸送する際に利用されます。鮮度を保ちながらの運搬が可能です。

クレーン付きは、クレーンが装備されている車両で、重量物を取り扱う現場での作業効率を高めることができます。

4トントラックのサイズ・必要な免許

4トントラックのサイズ・必要な免許

基本的なサイズや運転するために必要な免許について紹介します。

サイズ

各車両によってサイズは異なりますが、大きさによって標準、ロング、スーパーロング、ワイド、ショートに分類され、目安となるサイズは以下の通りです。

【標準】
全長7,600mm・全幅2,200mm・全高2,680mm

【ロング】
全長8,600mm・全幅2,200mm・全高2,680mm

【スーパーロング】
全長9,600mm・全幅2,200mm・全高2,680mm

【ワイド】
全長8,600mm・全幅2,490mm・全高2,680mm

【ショート】
全長6,140mm・全幅2,170mm・全高2,680mm

必要な免許

2007年(平成19年)6月1日までに普通免許を取得している場合は、車両総重量が8トン未満、最大積載量が5トン未満のトラックの運転が可能ですので、4トントラックも運転できます。しかし、それ以降に普通免許を取得した場合には「中型免許」が必要になります。

普通免許と中型免許の間である「準中型免許」に関しては、最大積載量4.5トンまで運転が可能ですが、車両総重量が7.5トン未満という制限があります。

4トントラックは車両総重量が7.5トン以上であることが多いため、準中型免許では運転できないケースが多いです。

中型免許を取得するためには、普通免許や準中型免許を取得してから通算で2年以上の運転経験が必要です。

また、視力や聴力、身体的条件も一定の基準を満たす必要があり、両眼で0.8以上、片眼それぞれで0.5以上の視力や、深視力が2センチ以内の誤差であることなどが求められます。教習所に通うか、試験場で直接試験を受けて合格すれば取得できます。

4トントラックの主な車種

4トントラックの主な車種

主な車種として以下が挙げられます。

・いすゞ「フォワード」
・三菱ふそう「ファイター」
・日野「レンジャー」
・日産UD「コンドル」

【いすゞ・フォワード】
燃費性能と環境配慮に優れたクリーンディーゼルエンジンを搭載し、高い経済性と操作性を兼ね備えたトラックです。安全装備や運転者の快適性も考慮された設計が特徴です。

【三菱ふそう・ファイター】
環境性・安全性・経済性を追求した中型トラックです。様々なニーズに応じた運用が可能で、高度な予防安全装備も搭載されています。

【日野・レンジャー】
燃費性能に優れており、安全機能も充実しています。トルクと燃費を両立したエンジンに加え、サポカー基準を満たす先進の安全システムが特徴です。

【日産UD・コンドル】
外装・内装ともに機能的かつ快適性を重視した設計が特徴で、優れた燃費性能と運転者の負担を軽減する快適機能を備え、安全性と環境性能も重視されています。

中古トラックを選ぶ際のポイント

中古トラックを選ぶ際のポイント

中古車両を選ぶ際には、事前に状態をしっかりと確認する必要があります。エンジンやミッションの動作等をしっかりとチェックし、異音や振動等がないか確認しましょう。また、外装に傷や錆がないか、内装のシートや計器類が正常に機能しているかなどを確認することで、購入後の不具合やトラブルを避けることができます。

走行距離や整備履歴も大切なポイントです。走行距離が少ないトラックはエンジンや車体の消耗が少なく、状態が良いことが多いのですが、価格は高くなりがちです。ある程度の走行距離を走っていてもメンテナンスや整備がしっかりとされていれば状態の良い車両も多いです。

整備履歴を確認できれば、過去にどのようなメンテナンスが行われたかを把握でき、車両のコンディションが確認できるため、安心して購入できます。

販売店の信頼性も考慮する必要があります。自社で整備工場を持っている販売店では、点検や整備、納車前のチェックが厳格に行われることが多く、購入後のサポート体制も充実しているため、購入後も安心です。

保証やアフターサービスが充実しているかどうかを確認しておくと、トラックを長く安心して使用することができます。

4トントラックをお探しなら

4トントラックをお探しなら

4トントラックをお探しの際は、ぜひトラックランドをご利用ください。小型から大型トラックまで豊富な在庫を取り揃えており、お客様のニーズに合った車両を提供できる体制を整えています。

いすゞ「フォワード」、三菱ふそう「ファイター」、日野「レンジャー」日産UD「コンドル」などの車種も取り扱っており、様々な用途や予算に応じたご提案が可能です。

ご希望のトラックが在庫にない場合には、お客様のご要望に応じた最適な車両を探すお手伝いをしております。

自社整備工場を完備しており、納車前の点検やメンテナンスはもちろん、納車後のアフターサービスにおいても万全の体制を整えています。

通常の購入やローンだけでなく、トラックのサブスクリプションサービス「サブスクdeスグのり」も提供しており、必要な期間だけ車両を利用することで、コストを抑えつつ効率的な運用も可能です。

トラックの購入やリースをご検討中の方は、ぜひトラックランドのサービスをご利用ください。

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4トントラックについて

今回は、4トントラックの主な用途やサイズ、必要な免許、主な車種、中古車両を選ぶ際のポイントを解説しました。4トントラックは、物流や運送業、建設業などで幅広い現場で活躍している中型トラックで、平ボディやバン、ダンプ、冷凍冷蔵車など多様な種類があります。

4トントラックを選ぶ際には、用途に合わせた車両選びと、信頼できる販売店での購入が重要です。

中古の4トントラックをお探しの場合には、ぜひトラックランドのご利用をご検討ください。

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