物流や建設、配送業など、さまざまな業界で活用されている日野自動車のトラック。耐久性や走行性能、燃費性能に優れており、事業用車両として多くの現場で選ばれています。
今回の記事では、日野自動車の歴史をはじめ、主な種類やそれぞれの特徴・魅力を解説します。日野のトラックに興味がある方や、トラックの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
日野自動車の歴史
日野自動車の歴史は1910年、前身である東京瓦斯工業株式会社の設立に始まります。1917年には純国産トラック「TGE」の試作に成功し、1930年にはバス製造にも進出するなど、黎明期から国内自動車産業の発展を支えてきました。
1942年には日野重工業株式会社を設立し、1948年には日野ヂーゼル工業株式会社と日野ヂーゼル販売株式会社へ分離。1959年には日野自動車工業株式会社へ改称し、以降はトラック・バスを中心とした商用車メーカーとして着実に歩みを進めていきます。
高度経済成長期には、国内の物流需要拡大とともにトラック生産台数を伸ばし、1966年にはトヨタ自動車と業務提携を締結しました。商用車分野では独自の技術開発を継続し、日野ブランドとしての地位を確立していきました。
近年では、環境負荷低減への取り組みとして低公害車やハイブリッドトラックの開発を進めるとともに、自動運転技術やコネクテッド技術の実用化にも注力しています。長年培ってきた技術力と信頼性を武器に、日野自動車は次世代のモビリティ社会を見据えた進化を続けています。
日野トラックの種類とその特徴・魅力

それではここから、日野トラックの種類とその特徴を解説します。
デュトロ
小型トラック「デュトロ」は、都市部での配送業務や短距離輸送に最適化された設計が特徴で、取り回しの良さと燃費性能の高さが魅力といえます。市街地での機動力に優れており、狭い道路や駐車スペースでもスムーズに運転できる点は、多くの事業者から高く評価されているポイントです。
現行モデルでは、安全性能と快適性がさらに強化されている点にも注目です。衝突回避支援システムPCS(プリクラッシュセーフティ)を搭載しており、歩行者や自転車を昼夜問わず検知して衝突回避をサポート。さらに、前進誤発進抑制機能や低速衝突被害軽減機能も備わっているため、ドライバーのミスによる事故リスクを軽減できる点も特徴です。
運転の快適性にも配慮されており、視認性の高い4.2インチのカラーインフォメーションディスプレイや、手を離さずに操作できるステアリングスイッチが装備されています。腰への負担を軽減する人間工学に基づいたシート設計により、長時間運転による疲労が軽減される点も見逃せません。
環境性能にも優れており、ハイブリッドシステムを搭載したモデルでは、燃費の向上とCO₂排出量の削減が実現されています。また、尿素水を使用しないDPR-Ⅱシステムを採用しているため、環境規制に対応しつつ、メンテナンスの負担も軽減される仕様となっています。
レンジャー
中型トラック「レンジャー」は、都市部の配送から長距離輸送まで、様々なニーズに応える汎用性の高い車種で、ドライバーの利便性や安全性を追求した設計が特徴として挙げられます。
現行モデルでは、ドライバーの視界外となる死角エリアをカバーするサイトアラウンドモニターシステム(SAMS)を搭載しており、交差点での出会い頭事故や左折時の巻き込み事故の防止につながります。また、ドライバー異常時対応システム(EDSS)も搭載されており、ドライバーの健康異常を検知すると自動的に車両が安全停止するため、事故の発生リスクを最小限に抑えることが可能です。
快適性においても進化を遂げており、疲れにくいシート設計やステアリングスイッチによる直感的な操作性、ハイルーフ仕様による広々とした居住空間が実現されています。長距離運転時でも快適に過ごせるよう、随所に工夫が施されている点も魅力のひとつです。
環境性能も高く評価されており、A05Cエンジンはダウンサイジングによる高トルクと低燃費を実現しています。Pro Shiftとの組み合わせにより、優れた燃費効率が発揮されるため、燃料コストの削減にもつながります。
プロフィア
大型トラック「プロフィア」は、重量物輸送や長距離輸送を中心に、国内外の物流業界で高く評価されている車種です。高い耐久性、経済性、快適な運転環境で知られており、様々なドライバーのニーズを満たす機能が多数搭載されているため、輸送の効率化とドライバーの負担軽減に大きく寄与しています。
現行モデルでは、レンジャー同様にドライバー異常時対応システム(EDSS)やサイトアラウンドモニターシステム(SAMS)が搭載されており、さらにレーンキーピングアシスト(LKA)が車線逸脱を防ぐことで、長距離運転の安全性を高めています。
運転席には高機能シートが採用されており、長時間の運転でも快適な座り心地を維持できます。ハイルーフ仕様では2,030mmの室内高が確保されているため、車内での移動や着替えもスムーズに行える点が特徴です。さらに、7インチの大型マルチインフォメーションディスプレイやステアリングスイッチによって操作性が向上しており、ドライバーのストレス軽減にもつながります。
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日野トラックの種類について
今回は「日野トラックの種類」をテーマに解説しました。小回りの利く小型のデュトロ、幅広い用途に対応できる中型のレンジャー、長距離輸送を支える大型のプロフィアと、それぞれの種類に異なる魅力があります。
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この記事を監修した人
トラックランド管理人:高良
神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
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