トラックでよくある故障事例とその原因！対処法や対策も解説

トラックが急な故障で動かなくなってしまうと、業務に大きな支障を及ぼしてしまい困ってしまいますよね。
トラックは稼働率が高い為、定期的な点検や整備・メンテナンスを行っておかないと、重篤な故障につながってしまいます。故障への対策にも気をつけておきたいところです。
この記事では、トラックの代表的な故障の事例から、故障の原因や対処方法・故障を防ぐための対策などを解説します。

トラックは故障が多い？

稼働率が高いトラックを適正なメンテナンスをせずに長期間トラックを酷使していると、当然ですが故障が発生してしまいます。業務で使用されることの多いトラックは過酷な環境で使用されるケースも多く、重篤な故障につながってしまうリスクがあります。
また、トラックは10年〜20年と長期間使用されることも多いため、故障するのを避けるためにもメンテナンスが必要になります。

トラックでよくある故障事例｜
原因・対処法・対策など

トラックでは、使用状況やメンテナンス・整備の不足により、故障につながってしまう場合があります。
ここでは、トラックのよくある故障事例から、故障の際の対処方法や故障を防ぐための対策などを紹介します。

クラッチの故障

大きなトルクを必要とするトラックにはミッション車が多く、クラッチは特に故障の多い箇所となっています。
坂道や渋滞時などに半クラッチ（半クラ）のまま走り続けていると、クラッチ板がすり減ってしまい、クラッチが滑る原因になってしまいます。クラッチが滑り出したら、早めにクラッチ板を交換しておかなければ、クラッチがつながらずに走行に支障を与えてしまいますので注意が必要です。
クラッチ板の摩耗を防ぐためには、半クラのまま走らないなど、丁寧な走行が必須です。

エンジンの故障

トラックに使用されているディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べて丈夫ですが、メンテナンスが足りないと故障につながってしまいます。
エンジンの故障では、オイル交換を怠っていたために発生するエンジンの異音や、エンジンオイルの漏れなどが挙げられます。
定期的なオイル交換を行い、オイル交換の際にタペットカバーパッキンからオイルのにじみがないかを確認しておくことで、重篤な故障を予防することができます。

オーバーヒート

重大な故障に繋がってしまうオーバーヒート。オーバーヒートは、ラジエーターの冷却水の不足や劣化などが主な原因になります。
オーバーヒートしてエンジンが高温になってしまうと、エンジンルーム内のシールやパッキン類などのゴム部品にもダメージを与えてしまい、他の故障を誘発してしまう可能性もあります。
ラジエーターのサブタンクは毎日確認して、液量が減っているようならこまめに補充しておくようにしましょう。

中古トラック購入の際の留意点

新車よりも購入価格を抑えられる中古トラックは魅力的ですが、中古トラックは過去のメンテナンス状態によって差があることを知っておく必要があります。
走行距離や年式は新しくても、整備されていない車両を購入してしまうと、すぐに故障するといったこともあり得ます。中古トラックを選ぶ際には、走行距離や年式だけで決めるのではなく、可能な限り現車確認を行ってから購入するようにしましょう。
また、中古トラックを購入する販売店を選ぶ際には、自社で整備を行うことができる工場がある店舗を選ぶのがおすすめです。
トラックランドでは、グループ会社にトラックの整備・車検の工場がありますので、状態の良い中古トラックを安心して購入頂けます。

▶関連記事：中古トラック購入時の留意点を解説！選び方から納車時の確認事項まで

トラックランドの
「楽のりパック」について

中古トラックの故障に備えるために、トラックランドの「楽のりパック」がおすすめです。
楽のりパックでは、お得なパック料金でトラックの点検から消耗品の交換までが一括して提供されます。

・9項目点検（1.ステアリング装置 2.ブレーキ装置 3.走行装置 4.サスペンション 5.動力装置
　　　　　　　6.電気装置 7.エンジン 8.有害なガス等の発散防止装置の点検 9.灯火装置等）
・バッテリー交換
・各種ベルト類交換
・各オイルエレメント交換・グリスアップ
・室内リフレッシュ清掃・ワイパーブレード交換
・室内リフレッシュ清掃・ワイパーブレード交換

9項目点検では、トラックのエンジンルームから下回り・足回りなど、特にトラックの故障の原因となる箇所を点検しますので、故障を未然に防ぐことが可能です。

楽のりパックのパック料金は以下の通りです。