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三菱ふそう・ファイターの歴代モデルの特徴・詳細を解説

物流・建設・運送など、幅広い現場で活用されている中型トラックの代表格「三菱ふそう・ファイター」。長年にわたり多くの事業者・企業に選ばれ続けてきた背景には、時代ごとのニーズに応じて進化を重ねてきた実績があります。

今回の記事では、三菱ふそう・ファイターの歴代モデルに焦点を当て、それぞれの世代でどのような特徴があって改良が施されてきたのかを解説します。ファイターについて知りたい方や、歴代モデルに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

三菱ふそう・ファイターとは?

ファイターの初代モデルの登場は1984年であり、以来40年以上にわたって日本の物流を支え続けてきました。

時代のニーズに応じた改良を重ねながら、安全性や燃費性能、快適性を着実に向上させてきた点が大きな特徴です。キャブバリエーションやボディタイプも豊富で、運送業から建設業、引越し業まで、多様な業種・業態に対応できる汎用性の高さが、長年にわたって多くの事業者に選ばれてきた理由といえるでしょう。

現行モデルでは、先進安全装備や環境性能がさらに強化されており、持続可能な物流を支える中核的な存在として、さまざまな場所で用いられています。

【三菱ふそう・ファイター】歴代モデルの特徴・詳細

【三菱ふそう・ファイター】歴代モデルの特徴・詳

それでは、三菱ふそう・ファイターの歴代モデルの特徴を詳しく解説します。

初代

1984年2月に登場した初代ファイターは、小型トラック「キャンター」や大型トラック「ザ・グレート」とデザインコンセプトを統一し、ブランドイメージの一体化が図られました。異型角型2灯式ヘッドライトを採用し、キャブ周辺の部品にはザ・グレートと共通設計が取り入れられるなど、当時としては先進的なデザインが特徴でした。

1987年にはマイナーチェンジが実施され、ラジエーターグリル上部のデザイン変更に加え、230馬力のインタークーラー付ターボエンジンを追加。さらに1988年には4WD仕様車がラインナップに加わり、建設現場や悪路での使用にも対応できるようになりました。

1990年には平成元年排出ガス規制に適合するための改良が行われ、ラジエーターグリルのデザインも刷新。1991年には210馬力の自然吸気エンジン車を追加するとともに、コーナーリングランプの標準装備やABSのオプション設定など、安全性や利便性の向上も図られました。

2代目

1992年7月に登場した2代目ファイターは、角の取れた丸みのあるキャビンデザインへと刷新され、ヘッドライトにはプロジェクタータイプの異形4灯が採用されました。通称「フルコンファイター」(フル・コンフォートの略称)と呼ばれ、テレビCMにはジャッキー・チェンが起用されるなど、当時大きな話題を集めました。

1995年4月には平成6年排出ガス規制に適合し、「パワフルコンファイター」と呼ばれるモデルへと進化。1999年4月にはマイナーチェンジが実施され、「ニューファイター」として外観・内装が刷新されました。エクステリアデザインは大型トラックのスーパーグレートと共通イメージとなり、エンジンはSOHC24バルブの6M60および6M61に変更。平成10年排出ガス規制に適合し、エアバッグも装備されました。

2005年10月には2度目のマイナーチェンジが行われ、「ベストワンファイター」へと進化。三菱ふそうトラック・バスとしては初めて、ヘッドライトをバンパーに配置するなど、エクステリア・インテリアデザインが一新されました。ヘッドライトの位置やシート表皮、メッキバンパーなどを自由に選択できる「ベストワンシステム」が採用された点も特徴です。

その後も時代のニーズに合わせて改良が続けられ、2010年にはポスト新長期排出ガス規制に対応した「Bluetecテクノロジー」を搭載。2017年には「エコブルーグリル」を採用した2017年モデルが、2018年には新開発の4V20型直列4気筒エンジンを搭載した4気筒モデルが発売されました。

2019年9月発売の2019年モデルでは安全性が大幅に強化され、衝突被害軽減ブレーキ(AMB plus)、車両安定性制御装置(ESP)、車線逸脱警報装置(LDWS)、リアホイールパークブレーキが標準装備となっています。

最新モデルの特徴

最新のファイターは、高い安全性・環境性能・経済性を備えた中型トラックへと進化しています。

安全性能の面では、従来の衝突被害軽減ブレーキからさらに進化した「アクティブ・ブレーキ・アシスト5(ABA5)」を搭載。前方認識カメラと高精度ミリ波レーダーにより、走行車両・静止車両・歩行者を検知し、警報とブレーキで衝突回避や被害軽減が可能です。

加えて、左折時の巻き込み事故リスクを低減する「アクティブ・サイドガード・アシスト」や、運転注意力の低下を監視して警告を行う「アテンション・アシスト」など、ドライバーの安全運転を多角的にサポートする装備が充実しています。

環境・経済性の面では、アイドリングストップ&スタートシステム(ISS)を搭載し、ムダな燃料消費の抑制と排出ガスの低減を両立。車載式故障診断装置「J-OBDII」やデジタルタコグラフ、トラックコネクトといった車両管理システムにも対応しており、効率的な運行管理と経営支援を実現しています。

ドライバーの疲労軽減に配慮した装備も魅力です。フィット感の高い運転席シートやステアリングスイッチ、4.1インチのマルチファンクションモニター、Bluetooth®対応オーディオなどにより操作性と快適性が向上しています。

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三菱ふそう・ファイターの歴代モデルをチェック

今回の記事では、三菱ふそう・ファイターの概要や歴代モデルの特徴、最新モデルの詳細を紹介しました。1984年の初代登場以来、時代のニーズに応じて進化を続けてきたファイターは、中型トラック市場において確かな地位を築いてきた車両です。

歴代モデルそれぞれに特徴があり、耐久性や積載性能を重視したモデルから、環境性能や安全性能を大幅に向上させたモデルまで、多彩なラインナップがあります。そのため、中古車を選ぶ際には、年式や走行距離だけでなく、用途や積載量、架装内容なども考慮しながら、自社の業務に適した車両を選ぶことが重要です。

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この記事を監修した人

この記事を監修した人 トラックランド管理人:高良

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。

実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。

趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。

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