1.5トントラックは、商業用途から個人の引越しなど、幅広い場面で活用されている小型トラックです。
この記事では1.5トントラックの種類や主な用途、2トントラックとの違いをはじめ、サイズ、運転に必要な免許、中古車両を選ぶ際に役立つポイントを解説します。
1.5トントラックについて知りたい方や、利用や購入を検討している方は、ぜひご参考にしてください。
1.5トントラックとは?
最大積載量が約1.5トンのトラックを指します。小型で小回りが利くため、特に都心部や住宅街など、狭い道が多いエリアでも利用しやすいのが特徴です。
商品の配送や小規模な引越し、建築現場での資材運搬などに幅広く使われています。扱いやすさと適度な積載量を兼ね備えているため、多くの業界で重宝されているトラックです。
種類・主な用途
用途に応じた様々な種類(荷台の形状)があり、それぞれの特徴を活かして多くの場面で活躍しています。まず、代表的な「平ボディ」は、平らな荷台で、建築資材や家具などを効率的に積み込むことができるため、工事現場や引っ越しなどでよく利用されています。
「アルミバン」は、密閉された箱型の荷台で、外部環境から荷物を守れるため、悪天候時でも安心して輸送が可能です。食品や日用品の運搬など、天候や衛生管理が重要な貨物を運ぶのに適しています。
「冷凍冷蔵車」は、冷却設備があり、温度管理が必要な生鮮食品や医薬品、凍結が必要な商品などを配送する際に不可欠な車両です。
1.5トントラックのサイズ・必要な免許
1.5トントラックのサイズや運転に必要な免許に関して紹介します。
サイズ
車両全体の大きさとしては、全長が約4,690mm、全幅が1,695mm、全高が1,970mm程度です。また、荷台の寸法は、長さが約3,120mm、幅が1,620mm、高さが380mm程度になります。
必要な免許
1.5トントラックは、基本的に普通免許があれば運転できます。普通免許で運転できるトラックの条件は、最大積載量が2トン未満、車両総重量が3.5トン未満と定められていますので、その範囲内であれば問題ありません。
しかし、その条件を超える車両、例えば最大積載量が2トン以上、車両総重量が3.5トンを超えるトラックに関しては、普通免許では運転できません。その車両を運転するためには、準中型免許以上が必要になります。
2トントラックとの違い
2トントラックは最大積載量が2.0トン〜2.9トンのトラックを指し、より多くの貨物の運搬が可能です。2トントラックを運転するには、2017年に新設された準中型免許以上が必要です。
2017年以前に普通免許を取得している場合には、2トントラックも運転できますが、それ以降に普通免許を取得した方は、準中型免許が必要になります。
1.5トントラックの人気車種
1.5トントラックの人気車種として、以下の3つが挙げられます。
いすゞ・エルフ
日本国内で圧倒的なシェアを誇るいすゞの小型トラックです。高い耐久性と燃費性能が魅力で、配送業や物流業界など幅広い用途で活躍しており、エンジン性能や長寿命も高く評価されています。最新モデルでは、環境性能にも配慮したクリーンディーゼルエンジンが搭載されています。
三菱ふそう・キャンター
軽量ながら強固なフレームで、優れた積載能力と耐久性が特徴です。エコ性能にも力を入れており、低燃費で高効率なエンジンが搭載されています。特に、狭い都市部での配送に適した取り回しの良さが魅力で、安全性能も充実しています。
日野自動車・デュトロ
コンパクトで操作性の良さが強みの車種です。狭い道路や都市部でも使いやすい設計で、燃費性能にも優れています。配送業務や建設業などで幅広く利用されており、コストパフォーマンスの良さも評価されています。
これらの車種は、いずれも様々な業種で用いられていて、中古車両も市場に多く存在します。
中古トラックを選ぶ際のポイント
ここからは、中古トラックを選ぶ際のポイントについて解説します。中古の1.5トントラックの購入を検討している場合には参考にしてください。
走行距離と年式
走行距離はトラックの使用状況を示す指標で、過度に走行している車両はエンジンや車体に負担がかかっている可能性もあります。
年式が新しいトラックは通常、状態が良い傾向にあり、人気も高いのですが、年式が比較的新しい車両でも走行距離が多すぎる場合は、エンジンや他の部品に過度な負荷がかかっている可能性があります。そのため、年式と走行距離のバランスを見ることが大切です。
車両の整備記録
整備記録が残されているかを確認しましょう。過去の修理や定期点検の履歴がある車両は、状態を把握しやすく、トラブルも避けやすいです。
エンジンの状態
中古トラックのエンジン状態を確認するのは非常に重要です。エンジンがスムーズにかかるか、アイドリング中に異音がないか、オイル漏れがないかなどを確認することが大切です。エンジンのオイル交換が定期的に行われていたかどうかも重要なチェックポイントです。
荷台や外装の状態
トラックの荷台や外装の状態もチェックしましょう。荷台の腐食や傷、アオリの状態などは、特に注意して確認するべきポイントです。
タイヤの状態
タイヤの摩耗状態や溝の深さを確認します。タイヤの状態が悪いと、購入後、すぐに交換が必要になることもあり、追加費用がかかることになります。
付属装備やオプションの確認
オーディオ、ナビ、ETCなどの電子機器は、長時間の使用や経年劣化によって不具合が発生している可能性もあります。正常に動作するかどうか、実際に作動させて確認しましょう。
販売店の信頼性
信頼できる販売店から購入することも大事です。購入後のアフターサポートや保証が充実している販売店を選ぶことで、万が一トラブルが発生した際にも安心です。
1.5トントラックをお探しなら
1.5トントラックをお探しであれば、ぜひ「トラックランド」をご利用ください。トラックランドでは、1.5トントラックをはじめ、小型、中型、大型トラック、トレーラーを豊富に取り揃えており、お客様の様々なニーズに対応可能です。お求めのトラックが在庫にない場合には、全国のネットワークを活かし、車両を見つけるお手伝いをしております。
トラックの販売だけでなく、架装、車検整備、板金塗装、陸送サービスまでワンストップで対応しており、購入後も安心してお使いいただける充実したアフターサポートも提供しています。
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1.5トントラックの購入を検討している方、サブスクリプションサービスに興味がある方はお気軽にトラックランドにご相談ください。
1.5トントラックについて
今回は、1.5トントラックに関する基本的な情報や、運転に必要な免許、人気車種などを紹介し、中古車両を選ぶ際のポイントも解説しました。
1.5トントラックは、小回りが利くことから都心部や住宅街での利用に適しており、運転は普通免許で対応できるため、比較的導入しやすい車両です。
中古車を選ぶ際は、信頼できる販売店で走行距離や年式のバランスを見極め、車両の状態を確認した上で選ぶことが重要です。
1.5トントラックをお探しの場合には、ぜひトラックランドにご相談ください。