トラックの定番と言えば、平ボディです。
そこでこの記事では、
・平ボディの特徴
・平ボディのメリット
・平ボディトラック使用時の注意点
について、詳しく解説していきます。
平ボディの特徴は?
荷台はフラット型で屋根がなく、「アオリ」で囲まれていて
オープンデッキになっているため、荷物の荷降ろしがしやすい。
そのため、工事現場・建設現場・引っ越しなどの様々な場面で活躍しています。
平ボディにも種類がある?
平ボディトラックのサイズには、
・2トン
・4トン
・10トン
などがあり、荷物の大きさや運ぶ距離などによって使い分けられています。
また、荷台の高さにもいくつかの種類があるのです。
では、それぞれの種類について、詳しく解説していきます。
超低床
地面から荷台ボディまで→高さ780mm~785mm
最も低い仕様となっています。
そのため、頻繁な荷物の積み下ろし作業の負担を軽減します。
全低床
地面から荷台まで→高さ840mm~955mm
多種多様な積み降ろし作業に考慮し、汎用性がある仕様です。
高床
地面から荷台まで→高さ925mm~1105mm
超低床・全低床との見分けのつけ方は前後のタイヤの大きさを確認ください。
大口径タイヤのため走行時の安定性があります。車高がたかくなるため、プラットフォーム内での仕分け業務などの作業現場に最適です。
平ボディにはどんなメリットがあるの?
作業が楽
平ボディは、荷台がフラットになっているため、作業がしやすいです。
特に超低床のトラックは、人の手で積み下ろしをすることができるため、効率的に作業をすることができるでしょう。
こう聞くと、
「アオリがあるから意外と積み下ろしが大変なのでは?」
と思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、平ボディのアオリは倒すことができるため、フラットな状態にすることができるのです。
更に、中には電動リフト(パワーゲート)が装備されているタイプもあり、そのような仕様のトラックであれば重たい荷物でも簡単に積み下ろしを行うことができます。
汎用性がある
様々な用途に使うことができます。
荷台がフラットにのため、上手に積み込みを行えば、かなり大量の荷物を積み込むことができます。
そのため、購入検討時に
「その時によってトラックの使用目的が異なる」
という場合は、平ボディに選択肢を広げてみることをおすすめします。
ボディサイズが豊富
平ボディには様々なサイズが用意されています。
そのため、使用目的に応じて車両サイズを選ぶことがおすすめです。
また、中には中型が必要なく、普通免許のみで運転できる車両もあります。
比較的価格が安い
平ボディトラックは、場合によっては普通車と同じくらいの金額で購入できることがあります。
もちろん新車になると難しいですが、中古車の場合はコストを抑えて購入することができるため、個人で利用したいと思っている方に最適です。
平ボディのデメリットと対処法
平ボディのトラックにはたくさんのメリットがあります。
ただ、いくつかデメリットも存在しているのです。
では、具体的にどのようなデメリットがあるのか、そのデメリットへの対処法はあるのかということについて、詳しく見ていきましょう。
天候の影響を受けやすい
平ボディの、荷台は覆われていませんので、荷物を積み込んだ後はカバーをして保護します。
ただ、完全に雨風をしのげるわけではないため、大雨が降っている時などは荷物が濡れてしまう事もあります。
ただし、防水性の高いカバーを使用することで、雨風に負けることなく、荷物をしっかりと守りながら輸送できる可能性が高くなるのです。
防犯性が低い
平ボディは、アルミバンと比べると防犯性に劣ります。
なぜなら、荷台が覆われていないからです。
大きな荷物を積んでいる場合、トラックから長時間離れることは少ないと思いますし、大きな荷物を盗もうとする人も少ないです。
とはいえ、絶対に盗まれないかと言われればそういうわけではありません。
このようなことを防ぐためには、先ほど解説したトラックシートが役立ちます。
荷物がむき出しになっていると、盗まれたり、いたずらをされたりする可能性が高くなるため、トラックシートでしっかりと荷物を隠すことが大切です。
落下事故に繋がることもある
落下事故に繋がってしまう事もあります。
そのため、バランスよく荷物を積み込み、尚且つ安全運転を心がけるようにしましょう。
まとめ
平ボディは、様々な場面で活躍する汎用性のあるトラックだと言えます。
また、様々なサイズがあり、場合によっては普通免許で運転できる車両もあります。
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