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トラックを改造するメリット・デメリットや注意点を解説

トラックの改造に興味はあるものの、「どのような改造ができるのか」「法令上問題はないのか」といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、トラックの改造の概要や主な方法、メリット・デメリット、注意点などを解説します。トラックの改造を検討されている方は、ぜひご覧ください。

トラックの改造とは?

既存のトラックに対して荷台の架装変更や装備の追加・変更、車体の加工などを施し、用途や目的に合わせた仕様にカスタマイズすることを指します。新車で特注仕様の車両を購入するのとは異なり、すでに所有している車両や中古で購入した車両に対して後から手を加えるのが一般的です。

トラックの改造は、業務内容の変化に伴う用途変更や作業効率の改善、老朽化した部分の補修・強化など、さまざまな目的で行われています。

主な改造方法

荷台の架装変更
一般的なのが、荷台の架装を変更する改造です。平ボディからアルミバンへの変更、クレーンやリフトゲートの追加、幌(ほろ)の取り付けなど、運搬する荷物の種類や作業内容に合わせて荷台の仕様を変更します。

ボディの加工
車体の全長や全幅、全高を変更する加工です。荷台の延長やキャブの短縮、サイドバンパーの変更など、積載効率や車両のサイズ要件に対応するために行われます。

装備の追加・変更
バックカメラやドライブレコーダー、作業灯、荷締め装置などの装備を追加・変更する改造です。安全性や作業効率の向上を目的として行われることが多く、比較的手軽に実施できる改造です。

内装のカスタマイズ
運転席のシート交換やハンドル交換、収納スペースの追加など、キャビン内部を快適にするための改造です。長時間の運転が多いドライバーの疲労軽減や、快適な作業環境の確保を目的として行われます。

外装の変更
車体の塗装変更やエアロパーツの取り付け、メッキパーツの追加など、見た目を変える改造です。企業のイメージカラーへの塗り替えやロゴの施工など、ブランディング目的で行われるケースもあります。

エンジン・駆動系の改造
エンジンの載せ替えやターボの追加、マフラーの交換、サスペンションの変更など、走行性能に関わる改造です。出力の向上や乗り心地の改善を目的として行われます。

トラックを改造するメリット・デメリット

トラックを改造するメリット・デメリット

トラックを改造する主なメリット・デメリットとして、以下のことが挙げられます。

メリット

業務効率・作業性が向上する
業務内容に合わせた改造を施すことで、日々の作業効率を向上させることができます。例えば、リフトゲートの追加で荷物の積み降ろしが楽になったり、荷台に収納棚を設置することで工具や資材の整理がしやすくなったりと、現場のニーズに応じた仕様にすることで作業時間の短縮や省力化につながります。

用途に合わせた仕様にカスタマイズできる
既製品のトラックでは対応しきれない特殊な用途にも、改造によって柔軟に対応できます。荷台の架装変更や特殊装備の追加など、自社の業務に最適化した一台に仕上げることが可能です。

安全性・快適性を高められる
バックカメラやドライブレコーダーの追加、作業灯の増設といった安全性を高められるのも改造の大きなメリットです。また、シートの交換や防音対策など、ドライバーの快適性を向上させる改造を行うことで、長時間運転の疲労軽減や安全運転にも寄与します。

車両の寿命を延ばせる
荷台の張り替えや防錆処理、足回りの補強といった改造を施すことで、車両の寿命を延ばし、買い替えのサイクルを長くすることも可能です。適切なメンテナンスと改造を組み合わせることで、コストパフォーマンスの高い車両運用を実現できます。

デメリット

費用が高額になることがある
改造の内容によっては、部品代と工賃を合わせて数十万円から数百万円の費用がかかることもあります。改造にかかる費用と得られる効果を事前に比較検討し、費用対効果を十分に見極めたうえで判断することが大切です。

保険に影響が出る場合がある
改造によって車両の仕様が変わると、加入中の自動車保険の補償内容に影響が出ることがあります。改造の事実を保険会社に申告しなかった場合、万が一の事故時に保険金が支払われないリスクもあるため、改造前に保険会社に確認しておきましょう。

メーカー保証が受けられなくなる場合がある
改造の内容によっては、メーカーの保証対象外となるケースがあります。特にエンジンや駆動系に手を加えた場合は保証が適用されなくなる可能性もあるため、保証期間内の車両を改造する際は事前にメーカーや販売店に確認しておくとよいでしょう。

改造後の不具合リスクがある
改造の品質は施工する業者の技術力に大きく左右されます。経験の浅い業者に依頼した場合、改造後に不具合が発生したり耐久性に問題が生じたりするリスクがあります。信頼できる業者を選ぶことが、改造を成功させるための重要なポイントです。

トラックの改造に関する注意点

トラックの改造に関する注意点

トラックの改造を行う際には、法令面や手続きに関する注意点を事前にしっかりと理解しておきましょう。

違法改造にならないよう法令を確認する

トラックの改造には、道路運送車両法をはじめとする各種法令による規制があります。車両の寸法や重量、灯火類の配置、排ガス基準など、定められた保安基準を超える改造を行うと違法改造と見なされ、整備命令や罰金などの罰則の対象となります。

悪意がなくても、知識不足から基準を超えてしまうケースもあるため、改造を検討する際は事前に保安基準の内容を確認し、合法の範囲内で行うことが大前提です。

構造等変更検査の要否を確認する

車両の全長・全幅・全高・重量などに変更が生じる改造を行った場合は、運輸支局での構造等変更検査が必要になることがあります。必要な手続きを行わずに公道を走行すると、車検不適合となるだけでなく、違法改造として取り締まりの対象となるおそれがあります。

同型部品への交換など軽微な改造は手続きが不要なケースもありますが、判断に迷う場合は事前に運輸支局や専門業者に確認しておくと安心です。

車検への影響を把握しておく

改造内容によっては、次回の車検時に検査項目や基準に影響が出る場合があります。保安基準に適合しない改造が施されたまま車検を受けると不合格となり、再整備が必要になるケースもあります。

改造を行う際は、車検に通る仕様であるかどうかを事前に確認し、必要に応じて構造等変更検査も含めた手続きを済ませておくことが重要です。

トラックを改造する際には

今回は、トラックの改造の概要や主な方法、メリット・デメリット、注意点などを解説しました。トラックの改造は業務効率の向上や用途の拡大に有効な手段ですが、法令の遵守や構造等変更検査などの手続きを正しく理解したうえで進めることが重要です。信頼できる業者に依頼し、安全で合法な改造を行いましょう。

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この記事を監修した人

この記事を監修した人 トラックランド管理人:高良

神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。

実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。

趣味は野球観戦で、休日には球場でリフレッシュするのが楽しみの一つ。

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