物流や運送の現場では、運ぶ荷物や用途に応じてさまざまな種類の車両が活用されています。その中で、コンテナを効率よく運搬するために用いられているのが「コンテナ専用車」です。
コンテナ専用車にも種類があり、導入する際は用途や使用環境に適した車両を選ぶことが大切です。今回の記事では、コンテナ専用車の定義や種類別の特徴を解説し、運転に必要な免許や選ぶ際のポイントなども紹介します。
コンテナ専用車とは?
コンテナ専用車とは、各種コンテナを積載して運搬するための車両です。コンテナを車両の脱着装置によって積み降ろしできるタイプや、コンテナをトレーラーに積載して輸送するタイプなどがあります。なかでも、アームやフックを使ってコンテナを脱着できる車両は、「脱着装置付コンテナ専用車」と呼ばれます。
一般的なトラックは荷台に直接荷物を積んで運びますが、脱着装置付コンテナ専用車は、荷物を入れたコンテナごと積み降ろしできる仕組みになっています。車両後方のアームやフックといった装置を使ってコンテナを積み降ろしできるため、荷物を別の荷台へ積み替える手間を減らすことができます。
コンテナ専用車は、利便性の高さから、産業廃棄物の収集運搬をはじめ、建設現場での資材運搬やリサイクル業など、さまざまな分野で活用されています。
なお、脱着装置付コンテナ専用車は、メーカーによって「アームロール」や「フックロール」などの名称で展開されています。
コンテナ専用車の種類別の特徴

前述のとおり、コンテナを運搬する車両には、トラックの車台にコンテナを積載して運搬するカーゴタイプやトレーラータイプがあります。
カーゴタイプとトレーラータイプに分けて、それぞれの特徴を紹介します。
カーゴタイプ
カーゴタイプは、荷台部分に専用のコンテナを載せて運搬するタイプです。車両に備えられた脱着装置を使い、コンテナを積み下ろしできる車両もあります。
産業廃棄物や建設資材、リサイクル資源など、さまざまな荷物の運搬に活用されており、コンテナを交換することで用途に応じた使い分けがしやすい点が特徴です。車両によって対応できるコンテナのサイズや積載量、脱着方式などが異なるため、用途に合った仕様を選ぶことが大切です。
トレーラータイプ
トレーラータイプは、コンテナをトレーラー部分に積載して運搬する車両です。主に港湾や物流拠点などで使用され、大型のコンテナを長距離輸送する際に活用されています。
一度に大きなコンテナを運べるため、大量の荷物を効率よく輸送しやすいのが特徴です。一方で、車体が長くなるため、走行ルートや積み下ろし場所には十分なスペースが必要になります。
コンテナ専用車の運転に必要な免許は?

コンテナ専用車の運転に必要な免許は、車両の車両総重量や最大積載量などによって異なります。普通免許で運転できる車両もありますが、車両の大きさによっては準中型免許や中型免許、大型免許が必要です。
また、トレーラータイプのコンテナ専用車を運転する場合は、牽引する車両に応じた免許に加えて、原則として牽引免許も必要になります。
なお、運転免許を取得した時期によって、普通免許などで運転できる車両の範囲が異なる場合があります。そのため、コンテナ専用車を導入する際は、車両総重量や最大積載量を確認し、保有している免許で運転できる車両かどうかを事前に確認することが大切です。
コンテナ専用車を選ぶ際のポイント

コンテナ専用車を選ぶ際は、運搬する荷物やコンテナの種類、使用する環境などを踏まえて、用途に適した車両を選ぶことが大切です。
まず確認したいのが、対応するコンテナの種類やサイズです。車両や脱着装置の仕様によって、対応するコンテナの型式やサイズ、容量が異なるため、運搬する荷物の種類や量に合わせて選びましょう。あわせて、車両の最大積載量を確認し、必要な輸送能力を備えているかチェックすることも重要です。
カーゴタイプの場合は、コンテナの脱着方式も確認しておきましょう。車両によって採用されている装置が異なります。すでに使用しているコンテナがある場合は、車両側の脱着装置に対応しているか確認が必要です。
また、走行するルート、コンテナを積み下ろしする場所の広さなども考慮しましょう。とくに大型車やトレーラータイプは広い作業スペースを必要とするため、使用環境を事前に確認しておくことが大切です。
中古車両を選ぶ場合には、車両本体だけでなく、脱着装置や油圧系統などの状態も確認しましょう。正常に作動するか、オイル漏れや著しい損傷がないかなどをチェックし、整備履歴や使用状況も含めて総合的に判断することが欠かせません。
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コンテナ専用車を活用する際には
コンテナ専用車は、さまざまなコンテナを効率よく運搬するために用いられる車両です。カーゴタイプやトレーラータイプがあり、車両によって対応するコンテナの種類やサイズ、積載量、必要な免許などが異なります。
導入を検討する際は、用途に合った車両のタイプやサイズ、積載量、対応するコンテナの仕様、必要な免許などを確認することが大切です。中古のコンテナ専用車をお探しの場合には、ぜひトラックランドにお気軽にご相談ください。
この記事を監修した人
トラックランド管理人:高良
神奈川県出身。株式会社タカネットサービスの9年目の社員。
これまでに監修した記事は200件以上!中古トラックに関する豊富な知識と経験を活かし、中古トラック業界の最新情報やお役立ち情報を発信しています。
実際のトラック販売やメンテナンスにも精通しており、読者にとって有益な情報をわかりやすく提供することを心がけています。
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